Kさんの畑に植わっていて、紫色のきれいな花をつけたこのナス科の植物。
これは クロホオズキでしょうか?
それとも オオセンナリでしょうか?
私は冬にクロホオズキの花を見たことがあります。▼
その時は 掲示板に質問して「クロホオズキ」の名をいただいたので、それでよかったのですが、のちによく似たオオセンナリというナス科があることを知りました。
区別点を忘れてしまったので、再度検索してみました。
すると、
「クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿) は、 オオセンナリ(大千成、学名:Nicandra physaloides) の園芸品種で、ナス科オオセンナ属の一年草です。 ホオズキとつきますが、ホオズキ属ではなく、オオセンナリ属の花です。」(かぎけん花図鑑「クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)」)
それにつづいて「葉に黒い棘があるか、花の基部の色が何色かなどが、同定の決め手になります。」(同上)とあります。
オオセンナリの葉には「黒い棘がある」とあります。
葉にピントが合った画像がないのですが、はっきりとした「黒い棘」は見当たりません。
つづいて 花の基部は、オオセンナリが「白」、クロホオズキが「濃紫色」とあります。
これも緑の萼に覆われてよく見えないのですが、先ほどの掲示板で教えてもらったオオセンナリの花と比べて、色が薄いように思われます。
ということで、こちらは オオセンナリのほうでしょうか?
「オオセンナリ(大千成)は、夏~秋にかけて薄青色の花を咲かせるナス科オオセンナリ属の一年草で、実(み)はホウズキのような形をしています。 有毒植物なので食べられませんが、切り花やドライフラワーなどに用いられます。」(かぎけん花図鑑「オオセンナリ(大千成)」)
「ハエ(蝿)が嫌いな匂いを出すということで、 ユーカリ(Eucaly) や、 ヤツデ(八手) のように、ゴミ箱やトイレの近くに植えられます。」(同上)
「 ホオズキ と同じように、実を包む殻が乾燥してはげ落ちると、中の丸い実が、 網のような脈を通して外から透けて見えるが、残念ながら赤色ではない」(四季の山野草「オオセンナリ」)
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