ずっとサクラで後回しになっちゃいましたが、ネコヤナギに似たヤナギの観察、3回目はふたたびフリソデヤナギ。
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このヤナギは去年までずっとネコヤナギと思っていました。開花前の毛におおわれた姿はいびつで、ネコヤナギにしては ちょっと変わってるな?とは思ってましたが。
(3月5日撮影)
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昆虫のサナギが脱皮する前の姿のようにも見えます(3月5日撮影)。
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それが実際開花してみると、葯が黄色っぽいので、開花と同時に花粉が出ているように見えます。
(3月15日撮影)
この日は、ちょうどオーナーの方が見えたので、了解をとってから撮影しました。
「スミマセン。ネコヤナギの花撮らしてもらっていいですか」
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同じ部分に、さらに近づいてみています。これ位近づくと、葯と花粉が識別できます。
葯の色は赤と黄色が混ざったような色です。こういう色をしているのは フリソデヤナギのことが多いです。
なぜなら、ネコヤナギの葯が赤色で、バッコヤナギの葯の色が黄色なので、2つのハイブリッドのフリソデヤナギの葯の色は両方の親の葯の色が混ざったような色をしているのです。
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フリソデヤナギであることは、雄しべの花糸の付き方からも確認できます。
一方の親ネコヤナギの花糸は一本でした(正確には2本あるのですが、合着して1本になっているのです)
もう一方の親 バッコヤナギの花糸は2本でした。
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ネコヤナギの花糸が 「I 型」で、バッコヤナギの花糸が 付け根から2つ出ている「V型」だとすると、
フリソデヤナギの花糸は付け根は1つだが途中で2つに分かれている「Y型」だったのです。
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葯の色が赤と黄色の混ざった色で、花糸が「Y型」なので、 フリソデヤナギ。
作業しているオーナーの方に、「ネコヤナギでなくてフリソデヤナギでした」とお話したのですが、「名前は知らないけど、絹毛でおおわれているときに切り花に使う」とおっしゃってました。
つまり、名前など、何でもよいというニュアンスでした (´v_v`)
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このヤナギは去年までずっとネコヤナギと思っていました。開花前の毛におおわれた姿はいびつで、ネコヤナギにしては ちょっと変わってるな?とは思ってましたが。
(3月5日撮影)
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昆虫のサナギが脱皮する前の姿のようにも見えます(3月5日撮影)。
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それが実際開花してみると、葯が黄色っぽいので、開花と同時に花粉が出ているように見えます。
(3月15日撮影)
この日は、ちょうどオーナーの方が見えたので、了解をとってから撮影しました。
「スミマセン。ネコヤナギの花撮らしてもらっていいですか」
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同じ部分に、さらに近づいてみています。これ位近づくと、葯と花粉が識別できます。
葯の色は赤と黄色が混ざったような色です。こういう色をしているのは フリソデヤナギのことが多いです。
なぜなら、ネコヤナギの葯が赤色で、バッコヤナギの葯の色が黄色なので、2つのハイブリッドのフリソデヤナギの葯の色は両方の親の葯の色が混ざったような色をしているのです。
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フリソデヤナギであることは、雄しべの花糸の付き方からも確認できます。
一方の親ネコヤナギの花糸は一本でした(正確には2本あるのですが、合着して1本になっているのです)
もう一方の親 バッコヤナギの花糸は2本でした。
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ネコヤナギの花糸が 「I 型」で、バッコヤナギの花糸が 付け根から2つ出ている「V型」だとすると、
フリソデヤナギの花糸は付け根は1つだが途中で2つに分かれている「Y型」だったのです。
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葯の色が赤と黄色の混ざった色で、花糸が「Y型」なので、 フリソデヤナギ。
作業しているオーナーの方に、「ネコヤナギでなくてフリソデヤナギでした」とお話したのですが、「名前は知らないけど、絹毛でおおわれているときに切り花に使う」とおっしゃってました。
つまり、名前など、何でもよいというニュアンスでした (´v_v`)
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