梓設計は、台湾の桃園市が実施した「桃園市立図書館複合施設新築工事」委託業務コンペで１等を受賞した。
図書館を中心とし、映画館、商業施設を含む延べ４万６０００㎡規模の複合施設新築に伴う設計競技には１０者が参加。１１、１２日に同市でプレゼンテーションが開かれた。１２日夜に結果が発表され、梓設計と郭自強建築設計事務所の共同チームが１等を受賞し、鄭文燦市長から表彰された。
同施設新築の総予算は２３億４１５０万台湾元（８１億９５２５万円）。
（雲林 2017年3月22日 中央社）台湾鉄路管理局（台鉄）の斗南駅（雲林県斗南鎮）が2020年4月をめどに橋上駅化されることが決まった。東西を結ぶ連絡通路が設置される予定で、都市の分断が解消される。現在使用されている日本統治時代建設の駅舎は保存される見通し。
今年7月にも着工する。民進党の劉建国立法委員（国会議員）は、鉄道で斗南市街が分断され、駅東側にある旧社・将軍地区の発展が西側より遅れていると現状の問題点を指摘。橋上駅の建設で利便性の向上を図るほか、新設される多目的スペースを活用し、地方経済の発展促進を目指したいと意気込んでいる。
（葉子綱／編集：齊藤啓介）
