(台北中央社)新北市内を走る台北メトロ(MRT)環状線の第1期区間の累計乗客数が25日までに100万人を突破した。同社が発表した。1月31日に開業し、ICカードによる乗車では2月いっぱい運賃を無料としていたが、3月1日から徴収を正式に始める。
環状線第1期区間は大坪林(新店区)と新北産業園区(新荘区)を結ぶ全長15.4キロ、全14駅の路線。新北市南部と西部の市街地が直結され、沿線の地域間を移動するのに台北市まで出て乗り換える必要がなくなり、移動時間が大幅に短縮された。
環状線では乗り換えの際、一部の駅では改札から出て乗り換える必要がある。ICカードの場合、どの改札から出ても20分以内に再乗車すれば、乗り換えとみなされるが、ICトークン(コイン型乗車券)での乗車の場合は、黄色の乗り換え専用改札を利用するよう同社は呼び掛けている。