(台北中央社)新型コロナウイルスの影響で減便していた台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は本数を段階的に回復させ、今月30日までに週121本増便する。報道資料で1日発表した。今月30日には1週間の運行本数が949本に達する見通しで、新型コロナによる減便前の9割超に回復する。
高鉄によれば、感染の落ち着きに伴い先月下旬に利用者が増えてきたのを受け、同25日から週4本を増発。今月1日以降も段階的に本数を増やし、通勤や週末、連休の里帰り、旅行などのニーズに応える。30日からは、さらに週78便と大幅に本数を増やす方針。
このほか、高鉄では1日から車内での飲食を可能とする。ただ社会的距離の確保が必要としており、飲食していない際にはマスクの着用を徹底するよう求めている。