デキタン ドシタン

赤松の吹筒花火のはやし言葉です。こんな調子で日和佐(美波町)の出来事やマイライフを公開します。

二見千軒 寺屋敷

2007-01-15 | 日和佐
二見千軒について記載された書が判った。
とある本記載のまま記事にしました。

<二見千軒と寺屋敷>

日和佐町の西南端に小さい円い湾があって、そこを二見といっている。湾の周囲は険しい山であるが、その山の中腹に、一町四方程の平地があり、ここを寺屋敷といっている。この地が「二見千軒」と言う伝説のところであって、大昔、二見には千軒ほどの家があったが、陥没してなくなり、寺屋敷にあった寺も日和佐に移った。今の観音寺がその寺で、山号も二見というと伝えられている。観音寺の縁起には「弘法大師が二見に来られた時、霊木得て十一面観音を造り、補陀落山観音寺を創立せられた。その後、440余年を経て正嘉二年(1258)八月、台風雨洪水大波のため、山下の町八百余家が一時に海となったので住居しがたく、檀家の人びとと共に現在の所に移って来て、村を開いた」と書かれている。
                          (「日和佐町郷土誌」)
上の画像で二見の位置を特定して下さい!