ある日のこと、人形浄瑠璃の指導をされている勘緑さんに、文字入れを指示されました。
しかし、お遍路さんの菅笠の文字は何気なく見ていて、”同行二人”しか思いつきません・・?
文字を書くにも私の毛筆はもう一つですし、ハテと困ったのです。
分館長に相談をかけると、秋祭りの時の達筆者を推薦されました。
だが、他の文字が何と書かれているのも分かりません・・?
丁度そのときに、薬王寺の住職と会う機会があり相談したところ受けてくれたのでした。
菅笠を薬王寺に持っていったところ、本物を見せてくれました。
さすがに、素人では書くのが難しいのが判明「ホッ」としたのです。
現在は浄瑠璃人形のケースに納めてありますので、行かれた時には是非見て下さい。