鬼女蘭と書くが、ラン科ではなくガガイモ科となるらしい。
私がこれを知ったきっかけは、アサギマダラの幼虫の食草ということで見つけたのです。
アサギマダラの渡りルートには、案外生えているのかも分かりません・・?
当初は日当たりのよい斜面にあるかと考えたのですが、実際は北向き斜面に多いのです。
自宅から3km程の道路わきにも生えていて、そのあたりではアサギマダラをよく見かけます。
そして、大きく育ったツルにはカラスウリのような果実が一個(?)だけ実るのです。
これまで二個以上実ったツルを見かけたことがありません・・?
また、ツルの葉に丸い穴が空いていれば幼虫がいるのです。
葉やツルから出る白い液体(毒)を食べて育つらしいのですが
それは、外敵から身を守るための行動であるようです。
冬が近づくと実が割れ、そこから鬼女の髪のような綿毛が飛び出してきます。
これも けったいなツル植物で大変気になります。