デキタン ドシタン

赤松の吹筒花火のはやし言葉です。こんな調子で日和佐(美波町)の出来事やマイライフを公開します。

キジョラン

2019-06-04 | 日和佐

鬼女蘭と書くが、ラン科ではなくガガイモ科となるらしい。

私がこれを知ったきっかけは、アサギマダラの幼虫の食草ということで見つけたのです。

アサギマダラの渡りルートには、案外生えているのかも分かりません・・?

当初は日当たりのよい斜面にあるかと考えたのですが、実際は北向き斜面に多いのです。

自宅から3km程の道路わきにも生えていて、そのあたりではアサギマダラをよく見かけます。

そして、大きく育ったツルにはカラスウリのような果実が一個(?)だけ実るのです。

これまで二個以上実ったツルを見かけたことがありません・・?

また、ツルの葉に丸い穴が空いていれば幼虫がいるのです。

葉やツルから出る白い液体(毒)を食べて育つらしいのですが

それは、外敵から身を守るための行動であるようです。

冬が近づくと実が割れ、そこから鬼女の髪のような綿毛が飛び出してきます。

これも けったいなツル植物で大変気になります。