今朝の徳島新聞から、驚きのニュースがありました・・!
画像の左から三つ目の白い粉が、硝石(硝酸カリウム)と言うものです。
これが吹筒花火の火薬の原料となるのですが、以前から不思議に思っていたのが、分量的に大量必要な成分なのに・・、阿波では鉄砲や花火が全国的に多いと言われるのでしたが・・、その原料調達が ”コレ” かと感じられました。
でも、これだけでは・・?
世界遺産の「白川郷」の小さな地域で、大量の硝石が得られたのは不思議でしたが藍の「すくも」なら、当時には大量に生産できたと思います・・?
でも・・? でも・・! 日本国の防備や国内の戦を考えると、余程大量の硝石を産出しなければなりません。
全国的に限られた地域での産出は少量と思われますが、小地域での産出方法を考えると、人間の糞尿や、家畜の(牛糞・馬糞)糞尿なら全国どこにでもあります。
これも世界的に見れば貴重な方法ですが、「肥溜め」方式が全国各地に存在していたはずですし、それらを合わせれば大量となり得るはずです・・
そこで昔からのことですが、一農民の花火家では、「他所の花火家に娘が嫁いでも、けして花火の話はしてならぬ」と娘に伝え、花火づくりの内容のことは隠密にされていました。
このことから、阿波藩であれば尚更きびしい統制であり、秘密裏の中で火薬製造を行ったと思われます。
これは、一伝統花火師が閃きました。???