マウサーのタイプはふたとおりあるようです。
マウサーとはマウスを使う人、というつもりで名づけてみましたが、人と言ってしまうと差しさわりが出そうなので、マウシングのほうがよいかもしれません。
マウスを勝手に動詞に使ってよいのか、心配になって確かめましたら、なんと「捜し出す」「あさり歩く」という意味もあって、これはうろついた甲斐があったという気分です。
ついでに、マウサーはやはりまずいこともわかりました。
それはネズミを捕る動物でしたから。
さて、言いたかったマウシングのふたとおりとは、「捜し出す」のと「あさり歩く」なのです。
目的がはっきりしていてそれを捜し出す使い方と、目当てなしに眺めてあさり歩く使われ方です。
選ぶか突っつくか、クリックの瞬間がそのどちらだったかによって、結果が変わります。
選んだ場合は、何をどうしたかが自分でだいたいわかっていますから、思いどおりの結果にならなくても、元に戻せばだんだんわかってきます。
しかし、突付きまわした場合は、どこをどう突付いたかが記憶に残りませんから、結果はしっちゃかめっちゃかということになります。
動物が餌を求める姿態は、突っついているほうが可愛く見えます。
マウスで突っつく人は、可愛がられる性格なのでしょう、そのほうが幸せなのはこまったものですね。
写真は、 Seion さんのブログ 「念ずれば花ひらく」 から拝借しました。
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