うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

名前をつけて保存はあわてずにと言いたいのか

2014年05月25日 | ソフトいろいろ

[ファイル] ⇒ [名前をつけて保存] おなじみの手順です。
ところが、最近のアプリには [ファイル] という呼び名を変えてしまって、[名前をつけて保存] をどこに行ったらできるのか、わざわざわかりにくくしてあるものがあります。

作業中には気付かずにお終いまで行って「保存しますか」に「はい」と答えれば [名前をつけて保存] の手続きができるところに案内されます。
パソコンで何か作業を始めたら、そのファイルに早く名前をつけておき、途中でもよいから保存しておけば、何があってもそれ以前の作業がムダ骨になることはないのですが、それをさせません。

人間は生まれたとき早く名前をつける習慣は、どんな民族にもついていることでしょう。
その手続きをわかりにくくするのに理由があるはずもなく、やり方を変えることがよいことという妄信に、ソフトの設計者がとりつかれているとしか思えません。

入口に文字看板を出さないのがスマートなシステムという、わけのわからない記号文化も浸透してきているようです。
新しさを気取ったソフトには、 [ホーム] という意味のよくわからない名前のメニューボタンが、左上のほうのどこかにあります。その隣あたりに文字のないアイコンがあって、▼マークがわざと小さく見難く付いています。
鍵の隠し場所のような嫌らしい感じさえするそのマークをクリックすると、プルダウンメニューメニューが現れて、[名前をつけて保存] がやっと見つかるという、ややこしい仕掛けになっているのが、最近流行のスタイルであるようです。


やっと [名前をつけて保存] を見つけ、何でもいいからとテキトーな名前をつけて [保存] ボタンを押すと、確かに保存はされますが、それがどこに保存されたのかわからなくなっています。

[名前をつけて保存]を実行するときは、三つのことがらをおろそかにしないよう、注意しましょう。
1.場所をはっきり決める
2.名前は呼び出せるものにする
3.拡張子を変えない

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