海難事故発生、マニュアルをめくる、そんなことをしていて間に合うか、だめですね。
つもってから考える愚図麻雀、迷惑ですね。
乗り物は動きます。麻雀は進みます。じっと考えているひまはありません。
ところが、パソコンはじっと考えていられるのです。
じっと考えている傍らに、ノートが置いてあります。
講習会で、講師の話はそっちのけで、進んでいく手順だけを懸命に書きとめたノートです。
帰ってから、だいじなノートを見ながらとにかくやってみます。
なんとかできたようです。
ああよかった、これでできるようになった、その日はぐっすり眠れました。
幾日か経って、もう一度同じことをやってみます。できません。またノートを開きます。
ノートを見れば手順がわかり、なんとかできました。やれやれ。
さて、このユーザーは、パソコンを使えるようになったのでしょうか。
使えるようになるのを邪魔しているのは、パソコンなのか、ユーザー自身なのか、頼りにしてきたノートなのか、なくてもよい、むしろないほうがよいものが一つありそうです。