外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

新人四人衆

2010-02-14 17:39:10 | 大学野球
金曜日から早稲田の一般入試が始まりました。

一方、東伏見には推薦合格組が勢揃いして、練習を開始しています。

注目の横山投手(聖光学院)は、昨夏の練習会では少しポテッとした体つきだったのですが、今回の上京時は、きっちり引き締まった体形。
郷里で、かなり練習してきた様子です。
多くのプロ球団からの誘いを断って進学する彼には、大学野球に懸ける決意には並々ならぬものがあるようです。

横山くんは、福島県双葉郡の実家から、荷物を積んだトラックに乗って、四時間半かけて安部寮にやってきました。
なかなかの二枚目です。

また、小山田投手(古河三高)は、練習会では少し華奢な印象でしたが、今回は逞しさを感じる体形に変わっていました。
高校時代には甲子園に無縁の投手でしたが、練習会で145キロ超の速球をビシビシ投げ込んで、一躍スポーツ推薦での入学となりました。
小山田くんは、大学在学中に、先輩の大石投手のような速球を自分でも投げたいと意欲満々です。

一年後には早稲田を支える主戦投手になってもらうことを期待される二人です。
本人たちも、プロ入りを念頭に置いて在学中の高い目標を掲げており、頼もしく思いました。


次は野手組です。
大型スラッガーの江塚内野手(掛川西)は、191センチの長身ながらも胸も厚く、バランスのとれた体形です。
期待の右の長距離砲ですが、高校時代は一塁手あるいは投手で、日常生活では左利きなのに右投げ右打ちというのが面白いところ。

彼も明確にプロ志望です。
将来を考えて、大学では三塁手もしくは外野手で定位置確保を目指していくようです。

白沢外野手(神村学園)は、練習会の50メートル走で参加選手中トップの記録を叩き出し、スポーツ推薦枠に入りました。
13日(土曜日)から練習に参加したばかりですが、焦らずに練習して、大先輩の青木選手(ヤクルト)のように、こすっからい粘りの打者を目指してもらいたいと思います。
1学年上に佐々木くんという俊足選手がいますが、白沢くんは内野も外野もこなす守備で、まず佐々木くんを上回ることができるように思います。
あとは打撃で結果が出れば、来年以降の外野のベンチ入り争いで優位になるでしょう。

そうはいっても、彼らの身分は、まだ高校生。
いったん上京して練習に参加していますが、高校の登校日、そして卒業式には帰省しなければなりません。
また、まだ大学入学前という立場を考慮して、何かとリスクのある海外キャンプには帯同しません。(彼らは残念がっていますが)

ロス・キャンプでは現地の大学とのオープン戦6試合が予定され、より実戦的な練習メニューが組まれています。
新人たちは東伏見でみっちり基本練習を反復して、いずれキャンプ組を脅かす地力を養ってもらいたいと思います。

なお、写真は東伏見のネット裏からバックスクリーン方向を望む眺め。
ホームベース付近には、コンクリートで円形の囲いが設けられ、内外野は舗装されているのが写真からお分かりいただけるでしょうか。
グラウンドの人工芝工事が完了したら、室内練習場の芝も張り替えるようです。
Comments (3)
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