外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

週べ今週号

2010-02-24 18:15:52 | 大学野球
週刊ベースボール今週号では、まず故障からの復活を期す和田毅投手の特集に注目です。

早稲田時代から徹底的な走り込みと独自の投球フォームにより、プロ入りしてからも常に主力投手として活躍してきた和田くん。
しかし昨年は、WBCメンバーから外れたあたりから運にも見放され、不本意なシーズンとなってしまいました。

年齢的には、野球選手としての経験と体力が最高のバランスになる時期ではないかと思います。
今季は、きっと和田くんらしいキレのある投球を見せてくれるものと期待しております。

そして、写真は、東大の新監督として活動を開始された御手洗(みたらい)健治さん(戸山高-東大-三菱商事)です。
商社マンとしてバリバリ活躍されている時にも、海外の赴任地で野球コーチをされたりしてきた、根っからの野球好きである御手洗さん。
三菱商事を定年で勇退され、これからは関係会社二社の顧問をされるものの、フルタイムで野球指導にあたるそうです。

御手洗さんについては、鬼監督の岡田彬さんの記事において、赤門旋風への期待を語らせていただきました。
岡田彬さんの記事

ところで、日本経済の不振が長引く中、東京でも都立高校への志望者が増えています。
今年の入試でも、日比谷、戸山、西の伝統校が高い倍率となったようです。

都立に限らず、日本各地の公立高校への人気が高まることは、大学野球ファンとして大歓迎です。
というのは、旧制中学からの長い歴史を有する伝統校には明治・大正時代からの文武両道の気風が受け継がれており、現在もOBの熱心なサポートに支えられた猛練習が伝統となっている野球部が数多くあるからです。

過去の赤門旋風でも、湘南、戸山、日比谷、新潟など、公立高校出身の選手たちが大活躍しました。
東大が怪物・江川に土をつけた試合などは、六大学野球の醍醐味といって良いでしょう。

大きな声では言えませんが、現在の不景気が続くと、東大野球部が強くなり、その結果、六大学野球が面白くなるのではないかと、秘かに考えています。

戸山高校出身の御手洗監督に、大いに期待したいと思います。
Comments (2)
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