明日の2月28日(日曜日)に行われる東京マラソン。
東京六大学各校の応援部員たちによる合同応援が、新宿駅近くで行われるそうです。
ちなみに歌舞伎町町内会からの要望によるものだそうです。
(それにしても、なぜ歌舞伎町なのかなぁ)
さて、毎日新聞のHPに、早稲田ほか主要校の入試問題が掲載されていました。
記事へのリンク
さっそく35年前に入学した法学部の最新の入試問題に挑んでみました。
社会科は、当時と同じ政治経済を選択しました。
英語は何とかなりそうですが、国語も政治経済もかなり難しいですね・・・
思いのほか、記述での解答を求められる問題が多いのには驚きました。
昔は、もっと択一型が多かったような記憶があります。
ちなみに、1970年代前半の私の受験生時代、政治経済に関しては、受験参考書に加えて、経済白書、労働白書、厚生白書などの最新版、あるいは新聞の縮刷版を図書館で読み込んで、要点をノートにまとめていました。
当時、ノートにまとめたと記憶しているトピックは、石油ショック、スタグフレーション、産業構造の高度化、南北問題、乱立する年金制度、公害訴訟問題、尊属殺人罪の法的問題、長沼ナイキ・ミサイル基地の訴訟問題、公務員の争議権などがあったと思います。
今年の入試問題に出題分野を見ると、情報化社会におけるプライバシー侵害の問題、世界経済のグローバリゼーションと環境問題、規制緩和、証券投資と金融工学、消費者保護行政など、現代を反映したトピックがずらりと並んでいて、時代の変化を感じさせられます。
「あれっ?」と思ったのは、出題が時事問題ばかりだということです。
私の受験生時代の「政治経済」という科目には、フランスの人権宣言あたり以降の世界と日本の近代史、あるいは経済学や政治学の基礎知識、も含まれていました。
したがって、日本でいえば、帝国憲法、普通選挙、日独伊三国同盟、治安維持法、翼賛選挙、日本国憲法、農地解放、日米安保協定などの、近代政治に関する重要な出来事の年号や説明などを求める設問、あるいはケインズの貨幣論、マルクスの資本論などの経済学に関して「乗数理論」「有効需要」「唯物史観」「階級闘争」などのキーワードに関する設問、あるいは憲法の主要な条文、労働三法、国民皆保険制度などに関する設問に答えられるように、広く浅く知識を詰め込んだものでした。
英語と社会科に限っては、国立大受験用の「地理」「倫理社会」も含め、意外に楽しみながらの受験勉強だったように思います。
あの時代から「政治経済」という教科自体の領域が見直されたのか、あるいは早稲田の法学部が意識的に出題傾向を変えたのかは分かりません。
今回の挑戦の結論をいえば、もし法学部をもう一度受験しようとしても、ちょっとやそっとの努力では合格はおぼつかないという厳しい現実であります。
古文と政経を一年間勉強したら結構いい線まで行けそうな気もしますけれど、とにかく最近は根気がなくなってしまいましたから。
2、3時間勉強したら、すぐに焼鳥屋さんに行ってしまうようなことでは、確実に万年浪人です。
(*^_^*)
写真は、昨日の朝7時ぐらいの東京・丸の内の仲通り。
明るくなるのが早くなるとともに、日射しが少しずつ春めいてきました。
東京六大学各校の応援部員たちによる合同応援が、新宿駅近くで行われるそうです。
ちなみに歌舞伎町町内会からの要望によるものだそうです。
(それにしても、なぜ歌舞伎町なのかなぁ)
さて、毎日新聞のHPに、早稲田ほか主要校の入試問題が掲載されていました。
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さっそく35年前に入学した法学部の最新の入試問題に挑んでみました。
社会科は、当時と同じ政治経済を選択しました。
英語は何とかなりそうですが、国語も政治経済もかなり難しいですね・・・
思いのほか、記述での解答を求められる問題が多いのには驚きました。
昔は、もっと択一型が多かったような記憶があります。
ちなみに、1970年代前半の私の受験生時代、政治経済に関しては、受験参考書に加えて、経済白書、労働白書、厚生白書などの最新版、あるいは新聞の縮刷版を図書館で読み込んで、要点をノートにまとめていました。
当時、ノートにまとめたと記憶しているトピックは、石油ショック、スタグフレーション、産業構造の高度化、南北問題、乱立する年金制度、公害訴訟問題、尊属殺人罪の法的問題、長沼ナイキ・ミサイル基地の訴訟問題、公務員の争議権などがあったと思います。
今年の入試問題に出題分野を見ると、情報化社会におけるプライバシー侵害の問題、世界経済のグローバリゼーションと環境問題、規制緩和、証券投資と金融工学、消費者保護行政など、現代を反映したトピックがずらりと並んでいて、時代の変化を感じさせられます。
「あれっ?」と思ったのは、出題が時事問題ばかりだということです。
私の受験生時代の「政治経済」という科目には、フランスの人権宣言あたり以降の世界と日本の近代史、あるいは経済学や政治学の基礎知識、も含まれていました。
したがって、日本でいえば、帝国憲法、普通選挙、日独伊三国同盟、治安維持法、翼賛選挙、日本国憲法、農地解放、日米安保協定などの、近代政治に関する重要な出来事の年号や説明などを求める設問、あるいはケインズの貨幣論、マルクスの資本論などの経済学に関して「乗数理論」「有効需要」「唯物史観」「階級闘争」などのキーワードに関する設問、あるいは憲法の主要な条文、労働三法、国民皆保険制度などに関する設問に答えられるように、広く浅く知識を詰め込んだものでした。
英語と社会科に限っては、国立大受験用の「地理」「倫理社会」も含め、意外に楽しみながらの受験勉強だったように思います。
あの時代から「政治経済」という教科自体の領域が見直されたのか、あるいは早稲田の法学部が意識的に出題傾向を変えたのかは分かりません。
今回の挑戦の結論をいえば、もし法学部をもう一度受験しようとしても、ちょっとやそっとの努力では合格はおぼつかないという厳しい現実であります。
古文と政経を一年間勉強したら結構いい線まで行けそうな気もしますけれど、とにかく最近は根気がなくなってしまいましたから。
2、3時間勉強したら、すぐに焼鳥屋さんに行ってしまうようなことでは、確実に万年浪人です。
(*^_^*)
写真は、昨日の朝7時ぐらいの東京・丸の内の仲通り。
明るくなるのが早くなるとともに、日射しが少しずつ春めいてきました。