外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早慶戦が楽しみです

2010-05-17 18:03:16 | 大学野球
早慶戦で勝ち点を取ったチームが優勝という、早稲田ファンにとって最高の展開になった今季の東京六大学野球。

総合力では、慶応が上であろうという評判が神宮のネット裏ではもっぱらですが、そこは伝統の早慶戦、何が起きるか分かりません。
一昔前は『早慶戦は、前評判で弱いと言われた方が勝つ』と、よく言われたものです。

学生野球は、あっちが強い・こっちが弱いといっても、実力は紙一重の差。
むしろ、変な前評判がない方が、力むことなく、伸び伸びと普段の実力を発揮できるということでしょう。

選手達のご家族からも、早慶戦応援のために上京されるというメールを多数いただいております。

今回は、早慶両校に優勝のチャンスがありますから、当日の天候さえ問題なければ、きっと神宮は大観衆で一杯になることでしょう。

以前にも書いたことがありますが、私流の早慶戦観戦ガイドを改めてご紹介します。
初めて早慶戦を観戦されるという方は、ぜひご一読ください。
(1)試合開始は13時ですが、例年、10時ごろには開場となります。
こんな早く入場してどうするのかと思う方もおいででしょうけれど、試合開始までの時間、学生席では、早慶戦独特のイベントやアトラクションがあり、意外にどんどん時間が進んでいきます。
ちなみに、学生の皆さんは、朝8時ごろまでに最寄の駅などに集合することが多いようです。

(2)早慶戦では、曜日に関わらず、早稲田が一塁側、慶応が三塁側と決まっています。

(3)座席指定のない一般内野席は、満員となり次第、第二内野席(内野学生席と外野学生席の間。外野のライト・ポールの後方あたりの三角地帯)に誘導されます。
学生応援団に挟まれて観戦する第二内野席にも、独特の味わいがありますけれど、一般内野席での観戦を希望される場合は、早めに入場されることをお薦めします。

(4)その第二内野席も、早稲田側が先に満員となり、慶応側の第二内野席に誘導されてしまう可能性があります。
慶応側では落ち着かないという方は、やはり早めの入場をお薦めします。

(5)この季節は、天気が良い日にはかなり強烈な陽射しとなりますので、日除けの帽子が絶対に必要です。
麦わら帽子のような日除け部分の広い帽子がベターです。
陽射しの強い時の早慶戦では、試合の途中で体調を崩す方が何名かいらっしゃいます。
男性の場合には、野球帽の後ろにタオルをぶら下げで後頭部や首筋を守る、南方の兵隊さんのようなスタイルが、やはり一番有効です。

(6)なお、女性の方が日傘を持参されることがありますが、満員の観客席では周囲の方々の視界を遮って観戦の邪魔になってしまい、文句を言われてしまう場合があります。
せっかくの観戦での気まずい経験を避けるためには、帽子が一番です。

(7)一方、降雨の可能性がある場合には、コンビ二で売っているビニールのレインコートが必須アイテムです。
日傘と同様に、雨傘も周囲の視界を遮ってしまうので嫌がられます。

(8)早稲田が二勝して優勝を決めた場合には、球場内で表彰式が行なわれた後に、絵画館前の広場から大学まで優勝パレードが行なわれます。
明治通りの車道部分を、ブラスバンドを先頭に行進します。
なお、選手達は、地下鉄『西早稲田』の前、理工学部キャンパスあたりから合流します。

(9)大学に到着した後は、正門付近で、祝勝会が行なわれます。
試合終了時間にもよりますが、式の終了はかなり夜遅くなりますけれど、選手たちと喜びを分かち合う、最高のひとときです。
Comments (8)
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