外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

キャリア二毛作

2017-01-11 06:27:15 | 早稲田大学
いったん社会人になった後に医師になったワセジョが紹介されています。
「人生90年の時代、キャリアは「二毛作」にもできる」名古屋大学大学院医学系研究科 栁川まどかさん – 早稲田大学

理系学部出身であれば まだ納得ですが、文系学部からの転身なのですから、これは大したものですね。
また、学士入学した東海大 医学部でワセジョ3名が同期生というのも驚きです。
ワセジョのバイタリティーに感心する一方、学卒女子の働く環境にも課題があるのかも知れません。

彼女たちほど劇的な転身ではなくても、変化の激しい現代社会を逞しく生き抜くために、大学で社会人が学び直すことは これまで以上に重要になってくるでしょう。

そのような時代の要請に、早稲田も応えていって欲しいものです。
夜間部や通信教育課程の充実がキーになってくるのではないでしょうか。

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大学日本一となった帝京大学ラグビー部の岩出監督が、勝利監督インタビューで日本選手権の大学枠消滅に言及していました。

この件は、昨年からメディアで話題となっていました。
ラグビー日本選手権、“大学枠撤廃”なら日本ラグビー界にさらなる衰退が… (1/2) 〈dot.〉|dot.ドット 朝日新聞出版


かつて社会人ラグビーは、仕事を終えた夕方から練習するというチームが大半でした。
ですから、ラグビー日本選手権では、技術で社会人が上回るもスタミナでは大学生が上回るという構図がありました。

しかし、トップリーグのプロ化が進んだ今は、技術でも体力でも学生は太刀打ちできなくなっています。

大学ラグビーが着手すべきは、まずリーグ再編ということになるでしょう。

関東の対抗戦グループ、リーグ戦グループの統合にとどまらず、関東と関西の統合も視野に入っているそうです。
また、この際、セブンスへの本格的な対応も併せて考えるべきでしょう。

仮に新リーグの1部が8チームならば、先の大学選手権の8強をそのまま1部としたとき、帝京、東海、同志社、天理、慶応、大東文化、京産大、早稲田という顔ぶれとなります。

9月から、このような顔ぶれでの対戦カードがいきなり始まるとなれば、現行制度で散見される一方的な大差のゲームは ぐっと少なくなるでしょう。

一方、もし早明戦が 新リーグの公式戦から外れるようなことになると、ラグビー人気に水を差すことにもなりかねません。

まあ、そんな心配はご無用と言えるよう、1日も早く早稲田と明治が復活してくれると良いのですが。


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