今回が最後になるというラグビー日本選手権の大学枠。
TLチャンピオンのサントリーに対して真っ向勝負を挑んだ帝京大学の奮闘が、今も思い出されます。
日本選手権の準決勝で、対戦相手がトップリーグの優勝チームとなれば、一方的な試合になっても不思議はありません。
しかし、前半終了時点で同点という試合展開に持ち込んだのですから、帝京大学は凄いです。
さて、日本選手権の大学枠は今回が最後とのこと。
ラグビー協会も考えがあってのことでしょう。
ただ、この先、ラグビー協会に考えていただきたいのは、人気の高いコンテンツを大切にすること。
たとえば、早明戦、早慶戦、あるいは学生 対 トップリーグのような人気コンテンツは、一朝一夕では生まれませんから。
W杯と五郎丸で盛り上がったラグビー人気も、あっというまに下火になりました。
たとえばプロ野球、特にパリーグの歴史を振り返れば、プロ球団が地域から広く愛されるようになるまで何十年も要しました。
TLの人気が定着するのも、そのくらいの年月が必要なのかも知れません。
ゆめゆめ、質の高いプレーを続けていれば必ず客が集まるなどと思わないことです。
======
いよいよトランプ大統領が始動。
さっそくTPPから離脱を表明するとともに、日本の自動車貿易が不公平だと非難しました。
いわゆる産業の空洞化で、アメリカから多くの雇用が失われたのは確かです。
しかし、海外に製造拠点を設けて企業の得た収益の多くはアメリカの資本家・企業家に還元しているはず。
ですから、トランプ大統領は中国や日本をヤリ玉にあげていますが、実際にはアメリカ国内の所得再配分の問題のすり替えなのではないかと思えてしまいます。
一方、日本のメディアやコメンテーターも「自由貿易ではアメリカも大きな利益を得ている。そのことをトランプ大統領に理解してもらいたい」と唱えますが、その主張では その利益がアメリカ国内の一部の人々に集中している問題点に対応できていません。
ニューヨークの空港に行くと、滑走路に数え切れないほど自家用ジェット機が駐機しています。
かたやRust Beltは荒廃の一途。
デトロイト市内の廃屋と背後に聳え立つGeneral Motors本社ビルです。
このコントラストが現代のアメリカを象徴しているように思えます。
アメリカ国内で住むに最悪の12の街という動画です。
様々な問題を抱えながらも、歯をくいしばって高い理想を掲げる
そんなアメリカに私は憧れ、尊敬してまいりました。
しかし、セントルイスに始まる12都市の悲惨な映像を見ていると、既存の政治家には期待できない、ダメモトでトランプ氏に投票したという人々の心情も少し理解できるような気がしてきます。
朝 工場へ出勤して汗を流して働き、夕方には家族や友人と一杯やる。
いわば「三丁目の夕日」のような素朴な生活を人々は望んでいるのだと思います。
決して、トランプ氏と同じような自家用ジェット機が欲しいと おねだりしているわけではありません。
(*_*)
TLチャンピオンのサントリーに対して真っ向勝負を挑んだ帝京大学の奮闘が、今も思い出されます。
大学枠撤廃から3日後の大激戦。ラグビー日本選手権、帝京の意地。 - ラグビー - Number Web - ナンバー
日本選手権の準決勝で、対戦相手がトップリーグの優勝チームとなれば、一方的な試合になっても不思議はありません。
しかし、前半終了時点で同点という試合展開に持ち込んだのですから、帝京大学は凄いです。
さて、日本選手権の大学枠は今回が最後とのこと。
ラグビー協会も考えがあってのことでしょう。
ただ、この先、ラグビー協会に考えていただきたいのは、人気の高いコンテンツを大切にすること。
たとえば、早明戦、早慶戦、あるいは学生 対 トップリーグのような人気コンテンツは、一朝一夕では生まれませんから。
W杯と五郎丸で盛り上がったラグビー人気も、あっというまに下火になりました。
たとえばプロ野球、特にパリーグの歴史を振り返れば、プロ球団が地域から広く愛されるようになるまで何十年も要しました。
TLの人気が定着するのも、そのくらいの年月が必要なのかも知れません。
ゆめゆめ、質の高いプレーを続けていれば必ず客が集まるなどと思わないことです。
======
いよいよトランプ大統領が始動。
さっそくTPPから離脱を表明するとともに、日本の自動車貿易が不公平だと非難しました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-24/OK9HI06KLVR601
いわゆる産業の空洞化で、アメリカから多くの雇用が失われたのは確かです。
しかし、海外に製造拠点を設けて企業の得た収益の多くはアメリカの資本家・企業家に還元しているはず。
ですから、トランプ大統領は中国や日本をヤリ玉にあげていますが、実際にはアメリカ国内の所得再配分の問題のすり替えなのではないかと思えてしまいます。
一方、日本のメディアやコメンテーターも「自由貿易ではアメリカも大きな利益を得ている。そのことをトランプ大統領に理解してもらいたい」と唱えますが、その主張では その利益がアメリカ国内の一部の人々に集中している問題点に対応できていません。
ニューヨークの空港に行くと、滑走路に数え切れないほど自家用ジェット機が駐機しています。
かたやRust Beltは荒廃の一途。
デトロイト市内の廃屋と背後に聳え立つGeneral Motors本社ビルです。
このコントラストが現代のアメリカを象徴しているように思えます。
アメリカ国内で住むに最悪の12の街という動画です。
"12 of the Worst Places to Live in the U.S." を YouTube で見る
http://www.destinationtips.com/destinations/12-of-the-worst-places-to-live-in-the-us/4/
様々な問題を抱えながらも、歯をくいしばって高い理想を掲げる
そんなアメリカに私は憧れ、尊敬してまいりました。
しかし、セントルイスに始まる12都市の悲惨な映像を見ていると、既存の政治家には期待できない、ダメモトでトランプ氏に投票したという人々の心情も少し理解できるような気がしてきます。
朝 工場へ出勤して汗を流して働き、夕方には家族や友人と一杯やる。
いわば「三丁目の夕日」のような素朴な生活を人々は望んでいるのだと思います。
決して、トランプ氏と同じような自家用ジェット機が欲しいと おねだりしているわけではありません。
(*_*)