外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

稲門祭

2010-10-13 17:11:50 | 大学野球
明治がサヨナラ勝ちで法政から勝ち点を取りました。

これで法政が優勝争いから脱落する一方、早稲田が勝ち点5まで、慶応と明治が勝ち点を4まで伸ばす可能性を残しています。

次の週末に行われる早立戦と慶明戦は、まさしく天王山となりました。
週末の東京が、秋晴れとなれば良いのですが、どうなるでしょうか。

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さて、神宮で天王山二日目が戦われる10月17日(日)、大学のキャンパスでは、午前中から稲門祭が開催されています。
稲門祭へのリンク

多彩なイベントが開催されるのですが、スポーツに関連するものは、次の通りです。

13:00-13:30 大隈講堂
岡武史さん(天王寺高校-早大)サッカー日本代表全監督の講演

14:00-14:50 八号館1階106教室
「早稲田スポーツを語る」
河野洋平さん(早大学院-早大、競走部OB。元・衆議院議長)、
奥島孝康さん(宇和島東高‐早大、元早大総長。高野連会長)、
中竹竜二さん(東筑高校-早大。ラグビー部前監督)

15:40-16:20 八号館1階106教室
「2011新春を占う」
瀬古利彦さん(四日市工-早大。早大競走部コーチ)、
花田勝彦さん(彦根東高-早大。上武大・駅伝監督)
櫛部静二さん(宇部鴻城高-早大。城西大・駅伝監督)、
渡辺康幸さん(市立船橋高‐早大。早大競走部・駅伝監督)

早立二回戦は第一試合ですから、神宮から移動しても、駅伝の「2011新春を占う」には間に合います。
上手くすれば、「早稲田スポーツを語る」からハシゴすることができるかも知れませんね。

ここは野球部に頑張ってもらいましょう。
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週べ今週号

2010-10-12 18:45:00 | 大学野球
週刊ベースボール今週号では、先の慶立5連戦を、「53イニング875分に及ぶ平成の名勝負」と題して報じています。

昭和の名勝負、いわゆる「早慶六連戦」は、優勝決定戦3試合が含まれているので、リーグ戦としての連戦は3連戦どまり。

リーグ戦で早稲田が絡む5連戦といえば、
1926年(昭和元年)秋の早法戦、
1952年(昭和27年)春の早明戦、
1958年(昭和33年)秋の早慶戦、
1962年(昭和37年)春の早立戦
の四回のみ。
平成以降には1度もありません。

ちなみに、直近の三度の5連戦は、その5連戦で勝ち点を取ったチームがリーグ優勝を果たしているとのこと。
※1963年(昭和38年)春の慶応、1988年(昭和63年)春の法政、1990年(平成2年)秋の立教

その点は、早稲田ファンとしてチョッピリ気になるところではあります。

ともあれ、歴史に残る激戦を勝ち抜いて優勝戦線に踏みとどまった、春の優勝校・慶応の底力は大変なものです。
現在戦われている法明戦の明日の勝者、そして慶応と早稲田での賜杯争いが続きます。

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ところで、大手学習塾が、11月3日に、小学生を対象にした全国公開模試を行うとテレビCMを流しています。

既に娘が大学を卒業した我が家には、関係のない話なのてすが、小さなお子さんのいる家庭は、CMを観て心穏やかではなくなるのではないでしょうか。

せっかく全国レベルで公開模試を実施するならば、単に私立中学受験の目安にするだけではつまらないと、個人的に感じました。

例えば、そのデータを奨学金支給の基準の一つにする、あるいは子ども手当の支給額に反映させるなど、上手な活用法が幾つもありそうに思うのですが。

政治にも、行政機関にも、民間データを適切に活用する柔軟さを期待したいところ。

そして、頑張って結果を出している小学生に厚めに給付することは、限られた資金を配分する上で賢明な選択だと思うのですが。
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祝_出雲駅伝優勝

2010-10-11 15:18:56 | 大学駅伝
出雲駅伝の優勝、おめでとうございます。

1区の矢澤くんが、山梨学院のコスマスをかわしてトップに立って以降、1度も他校にトップを譲ることなく、独走で早稲田が優勝しました。

鍛え抜かれた選手たちの走る姿は、本当に力強く、そして美しかったですね。

大学駅伝の開幕戦を、最高の形で終えた競走部。
次のレースは、11月7日の全日本大学駅伝(熱田神宮→伊勢神宮)です。
8区間106.8kmという本格的な長距離レースとなります。(出雲は44.5km、箱根は217.9km)

この競走部の勢いに、野球部もラグビー部も、あやかりたいところです。
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貨物鉄道の話題

2010-10-10 18:37:16 | 社会全般
三連休二日目の今日も朝まで雨。
注目の法明戦も、2日連続で雨天中止となってしまいました。

でも、昼前には雨は上がりましたので、明日は好天の1日が期待できそうです。
パリーグのクライマックス・シリーズ。
今日も、凄い熱戦でした。
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さて、新幹線を延伸する一方で、一般鉄道事業を次々に縮小している日本のJR各社の姿勢に、以前にも疑問を呈しました。

貨物輸送にいたっては、「JR貨物が勝手にやったら」とでも考えているという印象で、全く眼中に無いようです。

最近の国土交通省の資料によれば、日本国内の貨物輸送実績で、自動車が全体の61%を占める一方、鉄道は4%に過ぎません。


ところが、アメリカの貨物輸送のシェアをみると、鉄道が40%でトップ。
自動車は28%に過ぎません。
そして、鉄道貨物のシェアは今も増加傾向にあります。


日本経済のリーダー格であるトヨタ、あるいはセブンイレブンなどの企業が、少量高頻度の貨物輸送を必要とするビジネスモデルであったために、それに対応しきれなかった鉄道貨物は主役の座を自動車に譲りました。

明治以来、先人たちの努力で築き上げた一般鉄道インフラを維持しようとせずに、高規格の自動車道路を建設し続け、加えて貨物列車の運行が難しい新幹線を延伸していく方向性は正しいのでしょうか。
環境を重視しなければならない、そして財政も逼迫している現在の日本に、本当に適ったものなのでしょうか。

日本でも、鉄道による貨物輸送をもっと増強させるべきだと私には思えてなりません。

話は脱線しますが、日本の貨物列車は殆どがコンテナを運ぶだけで、一昔前より眺める楽しみが減ってしまいました。
アメリカの鉄道は、今もバラエティーに富んだ有蓋貨車が健在で、踏切で眺めていても実に楽しいです。

※写真は「アメリカ鉄道大全」(旅行人)からお借りしました
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出雲駅伝_コース別

2010-10-10 17:16:29 | 大学駅伝
明日の午後1時から、フジテレビ系列で出雲駅伝が中継されます。
先ほどenjinさんからお知らせいただいたメンバーを、区間ごとに割り振ってみました。

先にエントリーされていた10選手の中から、6人が区間エントリー、2人が補欠、残る2人は外れました。
早稲田は、全区間で、三年生以下の若いスピードのある選手が配置されました。

1区:8.0km(3年、矢澤、多摩高)
出雲大社→出雲市役所

2区:5.8km(1年、大迫、佐久長聖)
出雲市役所→斐川直江

3区:7.9km(3年、八木、西脇工業)
斐川直江→平田中ノ島

4区:6.2km(2年、佐々木、佐久長聖)
平田中ノ島→鳶巣コミュニティセンター前

5区:6.4km(1年、志方、西脇工業)
鳶巣コミュニティセンター前→島根ワイナリー

6区:10.2km(2年、平賀、佐久長聖)
島根ワイナリー→出雲ドーム

補欠:猪俣(4年、会津高)、三田(3年、豊川工業)
※北爪(4年、早実)、前田(2年、小林高)は外れました


川嶋伸次さん(日体大OB。旭化成。シドニー五輪マラソン代表)のお話によれば、各校は夏合宿での走り込みを終えてスピード練習に移行するのが今の時期なのだとか。
したがって、出雲駅伝に照準を合わせて調整するというよりは、現状で勢いのある元気な選手を起用するということが多いそうです。また、箱根の山登りなどを念頭に置いて、出雲を回避して有力選手を別メニューで調整させるチームもあるとのことです。


とはいえ、1区に矢澤、最長区間の10区に平賀という配置は、今季の早稲田のチームの形を表しているような気がいたします。

渡辺康幸監督は、今季の目標は大学駅伝三冠と、高らかに宣言しています。

ガンバレ早稲田!
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雨の土曜日

2010-10-09 19:41:48 | 大学駅伝
1ドル81円台という新しい局面に突入した外国為替市場。
昨夜は、日付が変わってからグッタリ疲れての帰宅でした。

そして三連休の初日だというのに、今日は冷たい雨の1日となっていました。

そこで、久しぶりにテレビで日本のプロ野球をじっくり観戦して過ごしました。
西武とロッテのクライマックス・シリーズ第一戦です。

既にニュースで報じられている通りのスリリングな試合展開を堪能したのですが、普段はアマチュア野球ばかりを観ている私なので、プロ野球選手たちの体格や打球、そして変化球への対応など、プロ野球のレベルに改めて感心しながら見入ってしまいました。

松本、細山田、上本らの早稲田OBに第一線で活躍する機会がなかなか巡ってこないのも、ある意味、納得せざるを得ません。
やはり、プロ野球は大変な世界です。

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ところで、昨年にご紹介したSAIJOさんのブログに、出雲駅伝のデータがアップされました。
データへのリンク

区間距離の短い出雲の特徴を踏まえて、五千メートルの記録を軸にしてSAIJOさんはデータを集計されています。

チーム別では早稲田が堂々の一位。
個人別でも、八木、矢澤、平賀、大迫らの早稲田勢が上位にランクされているのが心強い限りですね。

明日の区間エントリーがどうなるのか、本当に楽しみです。

冒頭の写真は、昨年の三大駅伝で全て1区を走った矢澤くん(3年、教育学部、多摩高校)

普通の県立高校ながらも高校時代から有望な長距離ランナーとして関係者の間で名前が挙げられていた矢澤くん。
自己推薦で教育学部に進学してから、並いる強豪校出身者たちを上回る活躍をみせています。
五千メートルで日本選手権12位、インカレ2位という実力者となった彼は、今年も1区を走るのでしょうか。
今年、五千メートルで13分43秒を記録しています。


こちらは、天才肌の秀才ランナー・平賀くん(2年、基幹理工学部、佐久長聖)

高校駅伝の名門校で主将を務めて、全国制覇を達成するとともに、学業でも学年でトップレベル。
早稲田には指定校推薦で進学して、理科系の勉強と競走部の猛練習を両立させている、とてつもなく凄い男です。
丸亀のハーフマラソンを1時間02分08秒で走り切るなど、基本的にはスタミナ型のランナーですが、五千メートルでも13分45秒を記録しています。


最後に、私が期待している「一般受験組の星」である猪俣くん(4年、スポ科、会津高校)
一昨年の箱根駅伝10区で快走した三戸くん(磐城高校。2009年3月・政経学部卒業)のように、こういうタイプの選手が最上級生になって活躍する年の早稲田は強いです。

早稲田に入学してきた時の猪俣くんは、五千メートルで15分29秒。
大学の長距離ランナーとしては、率直にいって同好会レベルという記録でした。

ところが、今年は14分09秒を記録し、一流ランナーの域に手が届くところまで力を蓄えてきました。

先輩の三戸くんと同様、福島県の名門進学校から早稲田にやってきて、スター選手たちの陰で地道に練習してきた猪俣くん。
明日発表される区間エントリーの中に、彼の名前があるのか、皆さんも注目してみてください。
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1ドル81円台

2010-10-09 00:18:19 | ビジネス
今日の外国為替市場、ついに1ドル81円台に突入しました。

これまで日本経済を支えてきてくださった、自動車や電機の輸出型企業は、大変な苦境に立たされています。

でも、国家百年の計を意識したならば、彼らの声だけに基づいて政策を考えていても道を誤ります。

「大を生かして、小を切る」
グローバルな競争に勝ち残る産業と企業に、国家も目線を合わせなければなりません。
メーカーも、小売も、金融も、本格的な淘汰の時代を迎えました。

その苦しさは、法人も個人も同じです。
沈みつつ船にしがみつかなくても生き残ることができる、逞しいビジネスパーソンとなるように、頑張りたいと思います。
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夕暮れの門前仲町

2010-10-07 20:31:31 | 好きなお店
今日は、朝から晩まで円ドル相場の動きに振り回される、何とも神経質な1日でした。

こんな1日は、ざっくばらんな飲み屋さんでリラックスするに限ります。

出掛けた先は、門前仲町。
まず、煮込が名物の「大坂屋」で駆けつけの一杯。


煮込みの串を6本と焼酎で、1200円ほど。

身体にアルコールが心地好く巡り始めたところで、富岡八幡宮の脇にある屋台のオデン屋さんに移動しました。

お客自身が鍋からオデンを皿に盛ってきて、それをツマミながらお酒を飲みます。


まるで海の家のような造りの席に座ると、周囲から下町らしい楽しい会話が耳に飛び込んできます。

「武富士みたいな大会社が潰れるなんて、理由が分からない」
「サラリーマンの人にとっては駆け込み寺だったんだろ。人助けじゃないか」
「でも、法外の利息を取って、その経営者は大豪邸に住んでいたっていうんだから、それはダメだよ」
「それじゃ、鼠小僧の出番だったんじゃないか。武富士の社長の金庫から、札束をかっさらってきて、ポイポイと配ったら良かったのに」
「俺は、鼠小僧に判りやすいようにと、表札を磨いておいたけれど、一円も投げ込まれなかったよ」
「ダメだよ、表札の横に住民税の領収書も貼って、一目瞭然で貧乏だと判るようにしておかなきゃ」

「角の鰻屋から、旨そうな匂いがしてきたなあ」
「こっちの方に、二、三匹、ウナギが逃げてこないかね」
「贅沢いうなよ。お金の無さそうな奴の方向にはウナギも来ないよ。せいぜい、ドブネズミが走ってくるぐらいさ」

見ず知らずの客同士が、他愛もない、束の間の会話を楽しみます。
小一時間もすると、外為相場で神経を擦り減らしていたことが馬鹿らしく思えてくるのですから、お酒の力は偉大です。

何とか明日を乗り切れば、三連休です。

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出雲駅伝

2010-10-06 18:06:56 | 大学駅伝
いよいよ次の月曜日に迫ってきた出雲駅伝。

競走部の長距離チームは、菅平(7/31-8/5)、北海道(8/12-8/26)、菅平(9/3-9/6)、岩手(9/17-9/26)と充実の強化合宿を消化し、スタートの号砲を今や遅しと待っています。



出雲駅伝でのエントリー選手は、次の通り。
※カッコ内のタイムは一万メートルのベスト

猪俣英希(4年、会津高校、29分49秒)
北爪貴志(4年、早実、30分12秒)
三田裕介(3年、豊川工業、29分15秒)
八木勇樹(3年、西脇工業、28分55秒)
矢澤曜(3年、多摩高校、28分45秒)
佐々木寛文(2年、佐久長聖、28分58秒)
平賀翔太(2年、佐久長聖、28分41秒)
前田悠貴(2年、小林高校、29分08秒)
大迫傑(1年、佐久長聖、28分35秒)
志方文典(1年、西脇工業、28分38秒)

ムラッ気のある選手、コースのアップダウンに弱い選手、ヒザや足首に古傷のある選手など、それぞれに持ち味と弱点がありますから、持ちタイムの順番に起用するわけにもいかないのが駅伝の難しいところ。

とはいいつつも、ヨーロッパ遠征を経て日の丸のユニフォームも射程に入ってきた3年生の矢澤、丸亀ハーフマラソンを1時間02分で走った2年生の平賀、そして入学早々に素晴らしい記録を叩き出した大迫・志方のスーパー1年生コンビには、期待が高まりますね。

はたして10月11日の本番で、実際に出雲路を走るのは誰になるのでしょうか。

なお、四年生の中島、高野らがエントリーから外れているのは少し残念です。
でも、別のレースに照準を合わせているのかも知れません。


きちんと調整して、箱根までには元気な姿を見せてもらいたいと思います。

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慶應・立教の死闘

2010-10-05 17:20:17 | 大学野球
本日行われた慶立5回戦は、3対3のまま延長戦に突入。
延長14回に慶應が2点を入れて、遂に決着がつきました。

慶應は、法政に連敗したショックを乗り越えて、優勝争いに踏みとどまりました。

それにしても、両校の頑張りは、敵ながら天晴れ。
激戦を戦い抜いた両校の選手たちに、心から拍手を送りたいと思います。
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