半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『下町ロケット(全10話+特別編)』を観ました。

2019-01-03 20:00:00 | どらまの部屋
 元宇宙科学開発機構の研究員で、ロケットの打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」で経営者として第二の人生を送っている 佃航平(阿部寛)。一度はあきらめかけた佃の夢であったロケット製造を、自社が開発したバルブシステムを使用し、日本を代表する大企業・帝国重工の純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」により実現するなど、順調な佃製作所だったが…。
 ある日、帝国重工の社長交代により、スターダスト計画は次回で終わるかもしれない――と帝国重工宇宙航空開発部部長の 財前(吉川晃司) から告げられ、佃はショックを受ける。ロケット製造に関わることは佃の夢であるとともに、今や「ロケット品質」を掲げる佃製作所社員たちの精神的支柱にもなっていたのだ。
 そこへ追いうちをかけるように、大口取引先の農機具メーカーから小型エンジンの取引削減を告げられる。性能よりもコスト重視という考えに、技術力が売りの佃製作所は存在意義が揺らぎ始め、佃は強い危機感を抱く。
 そんな中、佃製作所の経理部長・殿村(立川談春)の父親が倒れる。殿村の実家は三百年続く農家。父親の看病と畑仕事の手伝いに、週末ごとに帰省する殿村を見舞う佃と 山崎(安田顕)。トラクターを運転する殿村をじっと見て、佃はあることに気づく。それは、佃の中に新たな夢が生まれた、瞬間だった──。
TBS番組紹介より)
 池井戸潤原作の大ヒット小説「下町ロケット」、今回は新作である「ゴースト/ヤタガラス」がTVドラマ化されました。
前半のゴーストについては、前作の裁判訴訟ネタの続きって感じで、緊迫感がありましたね。(弁護士も前回同様ですし
佃製作所+ギアゴーストは、様々な暗躍や手口に憶することなく、いつもの通り、勝利を勝ち取る・・・気分いいですよ
(敵も前作ほど脅威に感じなかったのは気のせい?? 相変わらず、敵企業は、汚い口ですけど・・・)
で、後半、いきなりギアゴーストの伊丹が、まさかの「裏切り」で、ヤタガラス編がスタートしました。
ただ、前半と違うのは、「下町ロケット」の真骨頂である「技術競争」がこれでもか という位に描かれていたのは、(俺は全くの素人ですが)楽しかったですね。
テーマが「農業」というのも、重たさを感じました。
「特別編」に至っては、大企業である「帝国重工」そして中小企業である「佃製作所」それぞれが、目指すモノというのを改めて力説している点もいいです
前作のテーマであった、宇宙開発技術と、今回の農業自動化とをしっかり結び付けているのも、夢がありますね
とってもミーハーですが、単純に面白い、楽しい・・・こういったドラマはどんどん続けて欲しいですね。
次の「技術力」(佃社長が一番怪しいセリフ)は何か、期待せずにいれません
ちゅうことで、定時あがりの軽部が個人的には今回一番好き・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません
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『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を観ました。

2019-01-03 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。
結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明になってしまう。
いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。
長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、更なる試練が二人を待ち受けていた。
そして結婚の約束から8年。二人に訪れる奇跡とは・・・。
公式サイトより)

 もともとは、2015年にYoutubeに投稿された「8年越しの結婚式」(当のご本人たちの映像)が話題になり、実写化までされた・・・という流れだそうです。
劇場公開前の予告を結構見たし、タイトルがタイトルですから、ある意味分かり易くて、すんなり作品に入っていけました。
まあ、尚志と麻衣の出会いまでは分かりませんでしたが
事前に分からなかったのが、麻衣の病についてでしたね。
この作品を通じて知った「抗NMDA受容体抗体脳炎」という難病、劇中でも少し解説があったものの、良く分からず、ネットでお勉強しちゃいました。
風邪みたいな症状があったり、精神障害になったり、そして記憶障害にもなる・・・確率は低いんだけど、物凄く恐ろしい病気ですね・・・
そんな病気に罹ってしまった麻衣に対して、ご家族同様に献身的に接する尚志・・・本当に一途ですし、麻衣を心から愛していますね・・・
一方、家族の目線で考えると、一応、他人である尚志に、これだけの事をされちゃうと、本当に申し訳ないですよね。彼の人生さえも狂わしてしまっているようで・・・
キッパリと尚志に断りを入れた父親の言葉も、とっても重たいけど、毅然としないとですもんね
中盤に麻衣が目を覚まして、尚志、そして家族にも「光」が差し込んできたものの、そこからも、苦難は続きます。
自らのリハビリ、そして記憶障害に苦悩する麻衣も辛いです・・・が、ここでも、家族と尚志のサポートが本当に暖かくて・・・
本人、そして周囲の人たちが、諦めなかった・・・これが「奇跡」になったんですね
8年前の二人の記憶が無くても、この二人であれば、もう一度、素晴らしい絆が築けるでしょう・・・
ちゅうことで、結婚式場の担当の方も、かなりの決断だったでしょうに・・・この人も素敵・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません
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