半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

アカデミーとったばかりなのに・・・

2020-02-22 21:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 荒れた天気です
これだけ強い風だと、ちょっとジョギングは断念・・・というか、これを予想して、昨日走っておいたからね
雨混じりにもなってきたので、今日仕事のカミさんを送ってあげた
その後は特に予定も無かったので、ふらっとまた「一人映画鑑賞」に出かけた。
昨年結構(劇場に)通ったから、無料招待券をgetできてたんで、それを使って、先日、アカデミー賞を獲った「パラサイト 半地下の家族」を観ることにした
韓国映画がアメリカの象徴であるこの賞を受賞するって、衝撃でしたね
アメリカ以外の映画は、「外国語映画賞」止まりとずっと思ってたもんね。
で、9:30頃に現地に着いたんだけど・・・いつも大混雑の駐車場が、ガランとなってた
店内に入っても、いつもより人が明らかに少ない・・・これって、やっぱりコロナウィルスの影響なのかなぁ
劇場内に入っても、こんな話題作なのに、10人いたかいないかくらい・・・寂しいね。。
そんな俺も、ポップコーン食べている時以外は、マスクを外さなかった。
お昼過ぎに帰宅した後は、しばしゲームに興じた
夜、カミさんを迎えにいくついでに、食材を買いに行った。
そりゃあ、マスクしている人ばっかりだよね・・・早く収束しないかなぁ
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『パラサイト 半地下の家族』を観ました。

2020-02-22 13:01:52 | えいがかんしょうの部屋
 過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。
(公式サイトより)

 もちろん、「前々から観たかった」なんてのはウソで、「カンヌ国際映画祭」でパルムドールに輝いた上に、「第92回アカデミー賞」を4部門(作品、監督、脚本、国際長編映画)受賞したという作品ですから、そんな「ビックな触れ込み」に食いついたミーハーな俺です
「半地下」という言葉だけでも充分伝わってましたが、しっかり最初に見せてくれましたね。トイレの位置は、そんな事情(=冒頭の解説)があるんですねぇ・・・
息子ギウは友達とどういった関係性なのかは不明ですが、彼の紹介で大金持ちのパクさんの娘の家庭教師の代理を任されることになりました。面接もあっさり通ったなぁ・・・
そこから、ギウを通じて、美術の教師(と偽った)ギジョンを紹介したところまでは、百歩譲って「全うなリクルート」と言ってイイと思いますが・・・
ここから、ギデク、そしてジュンスクを取り込む方法は、かなり「反則」ですよね 特に元々いた家政婦さんを追い出す作戦は一歩間違えば命に係わるモノですよ・・・
ただ、ここまでは、タイトルにもある、まさに、寄生(パラサイト)でめちゃ面白い展開です
ここまで(大金持ち家族に)入り込み、幸せを掴んできた状況で約半分(の時間)ですから、そりゃあ後半の期待は、「どうやって崩壊していくのか?」という点につきますよね。
で、案の定、元家政婦さんがキッカケをくつったというのは、俺の予想通りでした
しかし、前半、結構笑かしてくれたような「雰囲気」で後半も笑かしてくれると思っていた俺は、かなり裏切られましたね
家政婦さんが実は・・・というのはまだ「オチ」としては許容できるとして、その後は、かなりシリアスなサスペンスになっちゃいました。ちょい怖かったですね
「半地下」より更に下の「階」があるのは、キム一家にとっては、皮肉でした
まあ、そうやって考えると、前半からちょっとしたシーンでくすぶっていた「憎悪」が、一気に爆発しちゃいましたね
なるほど、後半になって、色々と考えちゃう、思っちゃう・・・脚本の妙ですね
ちゅうことで、数々の名誉、本当におめでとうございます・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ある女流作家の罪と罰』を観ました。

2020-02-22 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 かつてベストセラー作家だったリーも、今ではアルコールに溺れ、仕事も続かず、家賃も滞納、愛する飼い猫の病院代も払えない。生きるために著作を古書店に売ろうとするが店員に冷たくあしらわれ、かつてのエージェントにも相手にされない。どん底の生活から抜け出すため、大切にしていた大女優キャサリン・ヘプバーンからの手紙を古書店に売るリー。それが意外な高値で売れたことから、セレブの手紙はコレクター相手のビジネスになると味をしめたリーは、古いタイプライターを買い、紙を加工し、有名人の手紙を偽造しはじめる。様々な有名人の手紙を偽造しては、友人のジャックと売り歩き、大金を手にするリー。しかし、あるコレクターが、リーが創作した手紙を偽物だと言い出したことから疑惑が広がり……
(公式サイトより)

 この作品で始まるリーは、「かつて大ベストセラー」と言われても、全くピンときません
画面観てても、アルコール臭と、オバハン臭が匂ってきそうですもん でも、プライドだけは高そうで、周囲に溶け込んでないっす
プライドだけで生活できないリーが、ついに手放してしまったキャサリン・ヘプバーンの手紙・・・その場しのぎと思いきや、これが起爆剤になっちゃいました
でも、ここで味をしめたとはいえ、「偽造」ってそんなに簡単にできちゃうのかなぁ・・・この事実があった当時なら、この程度でイケちゃうのかな
友人となったジャックと、「だまし続ける」生活を送るリー・・・でも、なんか彼女に「幸せ」という言葉を感じなかったのは、俺だけでしょうか
まあ、タイトルにも、「罪と罰」と書いてたし、常にハラハラな「ウソ」をついているワケで、「お金がある普通の生活」という点で心が満足するかというと・・・違いますよね
目を付けていた人に「糸口」を掴まれ、芋づる式に捕まってしまいました。
裁判所で最後に述べたリーの言葉が、彼女の気持ちそのものなんでしょうね
過去の栄光とか、お金とかじゃなかった・・・それにしっかり気づいてくれたリーで良かったです。
ちゅうことで、猫がねぇ・・・で、55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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