半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『クロワッサンで朝食を』を観ました。

2014-06-29 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 エストニアで母を看取ったばかりのアンヌに、パリでの家政婦の仕事が舞い込む。悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。しかし、彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす、毒舌で気難しい老婦人フリーダだった。フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを、冷たく追い返そうとする。アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファンで、フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ。だが、遠い昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、少しずつ心を開いていく。やがてアンヌは、フリーダの孤独な生活の秘密を知るのだが──。
公式サイトより)

 アンヌ・・・最初から暗い話ばっかりです・・・可哀想
このエストニアにいること自体も辛いんでしょう・・・
ただ、家政婦として赴いたパリでも、正直、「貧乏クジひいた」感じです。
そう思えるほど、主人であるフリーダおばあさんです・・・。
このフリーダ、とにかく口が悪い 相手に応戦させないくらい、相手のセリフに被せるように更に「口撃」・・・俺が相手だと、とにかく彼女に関わりたくないって感じです
ただ、アンヌにとっても、おいそれって引き返すにもいかず、我慢しながらも一生懸命尽くしています。
そんなアンヌに、フリーダは少しずつ氷解していきます。これって、やはり、冒頭の解説にもあった通り、アンヌに自分を重ねた ・・・その辺があまり掴めなかったんですが・・・
アンヌに対しての氷解はあれど、その他の周囲の人たちにとっては、相変わらずの「口撃」。自分を気にかけてくれる人に対して、彼女は容赦なく排除しちゃいます
更に勢い余っって、アンヌまで・・・
アンヌを追い払った後のフリーダは、彼女に対する未練とか愚痴とかを言わずに、ただただ静かにしているだけ・・・それだけなのに、彼女がなんか寂しそうに見えるのって、やはりジャンヌ・モローさんの演技なんでしょうね
再びアンヌを部屋に招き入れたフリーダ・・・そそくさと奥へ消えていくフリーダを見るアンヌ・・・今度はアンヌがフリーダに自分を重ねているようでした
ちゅうことで、ステファンはステファンで辛い立場かも・・・、で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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