半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ほかげ』を観ました。

2024-09-01 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 第2次世界大戦の終戦直後、荒れ果てた日本のある町。闇市がそばにある小さな居酒屋では、店主の女性がいやいやながらも売春をしながら生きている。戦中の空襲で家族を失った戦争孤児は、食べ物を求めてそこに入り浸るようになり、女性は彼との交流に希望を感じるように。だが2人の生活はいつまでも続かず、居酒屋から去った戦災孤児はしたたかなテキ屋の男性と出会って彼の後をついていくが、そこでも絶望的な事態に直面し……。
(wowow番組紹介より)

 店主の女性(名前無い)は、居酒屋兼売春宿なんですかね
入れ替わり客がくるって事はなく、とっても閑散としてて、商売成り立ってなさそうですけど(お酒も体で売ってもらってるみたいだし)
復員兵も、とっても大人しくてよさげな青年だったけど、入りびたりになる割には、所持金が無くて・・・なんなんでしょう
後々、彼の本性も分かるんだけど、やばかったですね。
そして、孤児。
どこから、何をしてこの店に来たのか全く分からないけど、彼の「目」が強烈ですね。
復員兵にボコられていた時の「目」、女性と生活を始める時の「目」、彼女と別れるときの「目」・・・
彼、セリフ要らないですよね。目で訴えかけてきてますもん
後半は、孤児とテキ屋の男性との「旅」も、戦争というものが残した悔恨を目の当たりにされるだけ・・・子供には強烈なシーンなのに、この子は静かに見つめている。
彼が村の通りを歩いていくシーンで終幕だけど、この子が見た、経験したものの大きさ・重さを感じました。
ちゅうことで、趣里さんの存在感も感じました・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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