『PIG』を観ました。

　オレゴンの山奥で、孤独な男ロブ（ニコラス・ケイジ）はトリュフ狩りをする忠実なブタと住んでいた。
ロブはトリュフバイヤーのアミール（アレックス・ウルフ）と希少で高価なトリュフを売買し、わずかな物資で生活していたが、ある日大切なブタが何者かによって強奪されてしまう。
ロブはブタを奪還するためにポートランドの街まで下り、アミールと手がかりを捜す。
ロブはブタの行方を辿る中、故郷でもあるポートランドで自身の壮絶な過去と向き合うことになる。
(公式サイトより)

　最初っから、なんだかボロボロっす。N.ケイジさんらしい(ごめんなさい)
ニコラスさん演じる主人公ロブ、こーいった「仕事」があるって知りませんでした
飼っている愛ブタ(って言うのかな)が見つけてくれた黒い物体、ニオイ嗅いでいるし、てっきり「ウxコ」かと思いましたよ。
トリュフを見つけるんですねぇ・・・しっかりした場所で、良い相棒(ブタ)がいれば、いい職業かも・・・と思っているのは、多分、「あさはか」だと思います
その愛ブタが突然盗まれてしまった・・・ブタの悲鳴を聞いていると、人間の誘拐より悲しく聞こえますね
そのブタを奪回すべく、必死に動くロブ、それに付き合うしかないアミールではありますが・・・
単純な展開ではあるものの、「謎」が結構多いんですよね。
まず、ロブ本人です。過去がどういった人だったのかって言うのが、ちょっとずつ分かってきます。
「そんなに凄い人なの」とつぶやいちゃいました。そんな彼が世捨て人みたいになっちゃっているの、もっともっと深く描いて欲しかった
ロブの過去が分かってくると、次に、その(過去の)ロブと接点があった人達の対応がとっても興味深くなります。その中には、犯人もいたり・・・ね
ロブの(ブタに対する)愛情も「謎」ですね。ただの生活の礎って感じじゃなくて、「愛」を感じちゃいます
そこも、もう少し知ってみたかった。。。
「ブタを求めて、ブタと再会できたorできない」ってラストではなく、どちらかというと、ロブと犯人、それぞれが抱えていた過去からの脱出・・・そんな感じがしました。
この展開は予想できましぇん
ちゅうことで、予告編CMを観てて、絶対見ることはないだろうと思ってた作品・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません