バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

1000兆円超えた債務と予算原案

2005-12-20 | Weblog
財務省の18年度予算原案が決まった。
80兆円弱の歳出総額で、そのうち30兆円が国債という名前の借金。

プライマリィ・バランスの崩れた予算を組んでも、誰もなんともおもわない世界に入ってから何年経つのか覚えてない。

財務省は、小泉さんの言うとおりの30兆円を下回る国債発行で収めたことに誇らしげだ。

日本の歳出の最大課題は、社会保障関係の費用だが、そこにはなかなか大鉈をふるえないでいる。

国と地方の責任のバランスをどうとるのかもはっきりしない。

もう誰が何と言おうと、消費税の増税は目前だ。

本当はちゃんとこの事と、国家公務員のたとえば5割削減のような条件を与えて、議論を詰めて欲しいと思う。行政の単位も国と、都道府県と、市町村なんて枠を外して、議論して欲しい。

悪いくせの、「問題を先に延ばす」のはもう止めよう。
このまま高齢化社会を迎えて、借金の先送りで子孫に迷惑をかけてはいけないところまで来ている。
他に財源が無いのだから、消費税に手をつけるしかない。
ざっと言って15%くらいの消費税になるのではないかと思う。

その際、基本生活に必要なものに対する税率と、生活には必ずしも関係ない高額品とかの税率を同一ではなく、区別して考慮しておくのは最低必要な配慮だ。

今も、一分一秒ごとに借金が増え続けている。

リアルタイム財政赤字カウンターを見て欲しい。

http://www.kh-web.org/fin/