バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

財務省のタクシー券利用

2008-06-20 | Weblog
今日(19日)の朝刊によると、財務省の事務次官がタクシー券の利用に関して、メディアに対して
「領収書で後から精算する場合、だれがどの時間にどういう経路で使ったのかを確認できるのか」
と話したそうだ。

「馬鹿な」と思ったのは僕だけではないだろう。
部下が大切な国民の税金を「妥当に使っているか」を把握するのは、当然その人の上長の管理責任だ。

民間ではあったりまえのことが、国民の税金の使用を計画・管理することを主たる業務とするとする財務省では、それができないというのか。国民を馬鹿にした話しだ。当事者意識はどこにあるのかと思ってしまう。

こんな官庁に、いやこんな官僚たちに、私たちの苦労や努力の塊である血税の利用を任していいのだろうか。それを見定めるが政治の仕事のはずだ。

残業で深夜になれば、タクシーの利用は必要な場合があるのは分かる。しかし、管理を放棄して、自由なタクシー券の利用を部下に放任するのは、まったく納得できない。
やはり、この国はいつの間にか官僚にいいようにされていることを物語る出来事だ。こんなところに、官僚の本音が透けて見える。

財務大臣は即刻、この財務次官に厳重注意すべきだ。
そして、タクシー券の利用を立替・事後払いにして、税金の妥当な使用に踏み出してほしい。
官僚を管理するのは担当大臣の仕事だ。

いろんなカタチでの増税に悩まされている国民は、怒っている。