最近のレオピラの食欲が凄くて思わず撮ってしまいました。「成長が遅い、食が細い」と言われることの多いレオピラですが、20cmくらいに成長してからだんだんと食欲が増してきて、今ではこんなお腹になるまで食べまくります!!
ちょうど、この時期に生き餌を切って人工餌に切り替えようとしたのですが、このレオピラは冷凍鮒とたぶんクリルを食べはじめてから成長も早くなったように思います。
ところで、皆さんは、生き餌しか食べない魚を人工餌や冷凍餌に慣れさせるのにどんな方法を行ってるのでしょうか?
この機会に私のパターン(ナマズ中心)を紹介します。
まず、ベビーの時期ですが、この時期に生き餌を絶つのは後々の成長に重大な影響を与えると考えていますので、20cm程度に成長するまでは、メダカや子赤漬けにします。
この時に、餌魚用の餌にクリルを砕いたものや小粒のビッグキャットやおとひめをあたえます。
上手くいけばこの時点で人工餌に餌付く場合も有ります。
そして、その餌を投入する時間ですが、朝と夜の消灯前に投入します。
当然、ナマズは夜行性なので真っ暗な状態にした方が餌付きやすいですよね!
朝に餌を投入するのはナマズ以外の昼行性の魚に餌を与える目的と上手くいけばナマズが人工餌を食べるところが確認できます。
ナマズの中でも、ピライーバやドラドキャット、バルバード、フィダルゴ等の一部のナマズはわりと明るくても関係なく泳ぎまくって、餌も食べるので確認しやすいですね!
反対にジャウーペドラやバンピラ系、ゼブラキャットなどは慣れるまでは明るいとなかなか行動をおこしません。
そして、それでも、人工餌に餌付くことなく20cmを超えたら、ここで、生き餌を切って消灯前にクリル、おとひめ、冷凍海老や冷凍鮒を投入します。
この時に、すでに人工餌を食べる個体が一緒にいた方が人工餌に餌付く可能性が高まるような気がします。
この傾向性はアイスポットシクリッドのような頭のいい魚にはより顕著に現れます。
うちでも、3年ぐらい生き餌しか受付けなかったピクイティーがクリルを食べるアイスポット4匹と一緒にしたところ、いつの間にやらクリルを食べるようになりました。
うちでは、この方法でほとんどの魚が人工餌か冷凍餌に餌付いています。