BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

おいしんぼ100巻

2009-09-18 22:50:00 | 読書感想文
明日からシルバーウィーク連休!!
今年限りの5連休です。
といっても私は職場の都合で4連休になってしまった・・・
休めるだけありがたいのですが(うちの両親は日曜だけ休みだし)。
偶然にも彼氏の会社のお休みも19-22日なので、今回は彼が青森へ遊びに来ます。
八戸で待ち合わせして、今回は八戸と下北地方をぶらぶらします♪

その前にこの前職場の同僚に「読んだ方がいい」と渡されたおいしんぼ100巻。
いつの間に100巻までいってたんですかねぇ?
内容は司郎と海原雄山の究極VS至高のメニュー対決で「日本全国味めぐり」をやっていて、その開催地に記念すべき100巻では青森が選ばれてます。
100巻目に選んでもらえるなんてうれしいですね♪
中にはおいしんぼメンバーが青森のあちこちを駆け抜けて選んだ青森の郷土料理がいっぱい!
私にはなじみがあるじゃっぱ汁やけの汁、有名な八戸のせんべい汁に、あまり身近ではない南部地方や下北地方の味が紹介されていて、知らなかった青森、そして自分の故郷である亜青森の食の素晴らしさを改めて認識できる1冊になっています。
これは素晴らしい!!と感動しました。
青森県人なら一度は目を通しておくのもいいでしょう。
また青森を知らない人もこれから行こうとする人も青森が好きな人にもお勧めな本です。
この本の前の巻(99巻?)での対決が「長崎」であったらしく、長崎の後にもってくる県は難しい・・・などとおいしんぼメンバーが試行錯誤する中で、青森を持ってきてくれた作者に感謝したいわ。
あの天下の長崎の次にしてくれるなんて光栄です。

さらに文中では食文化とともに青森の歴史や風土についても触れてくれて、
海原雄山などは「青森。青い森。なんと美しい名前ではないか。
これだけ美しい名前の県は他にないだろう。」なんて誉めてくれてる!!
ほかにも、
「青森は伝統的な生き方を守り、地域の人々の連帯と誇りを盛り立て
自分たちの文化を豊かにしている。」(海原雄山)
「青森に日本人の味の大本、
もっと言えば関東以西の人間が失った日本人の大本が残っている」(山岡司郎)
などと言ってもらえて、光栄でございます。

文中にも色々なお店が紹介されていて、ぜひこれらのお店に行きたくなりました。
同じ本を買って先日彼に送ったところ(明日からの予習として)、かなり反応が良かったです。
なので明日からの4日間の行程の中で行けそうなお店に入ってみるつもりです。
さて、100巻で紹介されている郷土料理は次のとおり。

津軽そば、焼き干し、すまし等、南部せんべい、小川原湖の天然ウナギ料理、若生おにぎり等、すかかす、身欠きニシンと山菜の飯寿司等、品川汁、きのこ料理等、ふじつぼ、きのこ鍋、木村秋則さんのりんご、ガマズミ、干し菊、菊花巻き等、津軽塗り、津軽三味線、アワビの肝鍋等、モクズガニのひっつみ等、大鰐温泉もやし、温泉もやしの炒め物等、じゃっぱ汁、べこ餅、豆漬け等、馬肉料理、ケツメイ茶粥、けいらん、マグロ料理、せんべい汁、きんか餅、などなど。

さてさて、明日からいけるのはこの中でどのくらいあるかなー?

○美味しんぼ 作:雁屋哲 絵:花咲アキラ 小学館