BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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シルバーウィーク美味ツアー(1)

2009-09-23 22:59:29 | デート日記
シルバーウィークの前半4日間は、5週間ぶりのデートでした。
ズバリ今回のデートは「青森の美味しんぼ巡りツアー」でございます。
美味しんぼ100巻に掲載されてる郷土料理や今話題のご当地グルメをいろいろ堪能しようということで、あちこち寄り道しています。
初日は彼が東京からの新幹線で来るので八戸までお迎えしました
10時過ぎに無事会うことができ、まず駅のそばにある「八食センター」へ。
市場などを見て回り大人気の回転すしへ
ここのお寿司は昼時には行列になるのですが、まだ11時ぐらいということですぐに入れました。
ほんとは見るだけのつもりだったのですが、おいしそうなのでお昼ご飯に響かない程度につまもう・・・ということで。
生牡蠣がもう出ていまして、これはうまかったー!
そして『馬糞うに』!
「むらさきうに」はよく出てるんだけど、この時期は北海道産の「馬糞うに」もあるらしく、ここで初めて食べました!
ほかに大好物の赤貝など食べれました。
赤貝はなかなかチェーンの回転すしでは食べれないので、よかったです。
また彼はアナゴなど食べてましたね。

さて小腹を満たしたところで次においしんぼで紹介されたものがある、八戸のデパート「三春屋」へ。
ここは市街地にある老舗デパートですが、地下の食料売り場では南部せんべいの売り場がかなりの場所を占めているということで見に行きましたが、たしかに売っている南部せんべいの数は半端無かったです。
郷土料理の八戸せんべい汁(今年のB-1グランプリでは2位でした)に使うせんべいやせんべいのくずなど色々売ってました。

↑はおいしんぼで紹介されてたザイケ真幸堂の南部せんべいです。
彼氏が購入。味見しましたが、かなり硬くて歯ごたえ十分

 
また食料売り場のほかに北家のせんべいやでは南部せんべいの生焼きお菓子の「てんぽ」が食べれます。
このてんぽは普通の南部せんべいとはまったく違ってお菓子って感じがします。
やわらかくてあったかくて、私はあんこ入りにしましたが甘くておいしい。
このお店の中に食べる場所があってそこで無料のお茶と一緒にいただきました。

そこにあった南部せんべいの座布団もなかなか売ってなさそうでいいねぇ~


次にてんぽを堪能した後は太平洋側の蕪島へ。
ここはウミネコの繁殖地として有名ですが、今の時期はウミネコも子育てを終えてとっても静かでのどかな雰囲気です。
蕪島はとっても小さな島で安産の神社として有名です。
私も10年ぶりぐらいに訪れたのですが、神社に蕪とひょうたんの銅像ができてました。
ひょうたんは島の形がひょうたんに見えるところから着きてるそうです。
なんでも今はこの二つを合わせて「かぶあがりひょうたん」いうお守りが話題だそうです。
そのお守りを買って宝くじが当たったという話があるそうで、私も買ってみました。
宝くじだけではなく、色々な運気をあげる効果があるそうです。

ここで彼の提案で恋みくじを引いてみることに・・・
と、うれしいことに二人とも大吉やったね!
しかし血液型の項目を見てみると、
私(O型)「A型が理想的。B型はさけなさい」
彼(B型)「A型かB型が最高です。O型はさけなさい」
とかかれてましたガ、ガーン。お互い悪いほうに気があっちゃったみたいです!
とりあえず苦笑いしながら、おみくじを巻きつけて行きました。


それからは、日本の名海岸である種差海岸へ向かいました。
サーフィンのメッカであるきれいな砂浜の続く白浜海岸や天然(!!)芝生が美しい種差海岸が見えてきました。
連休だけど、みんな県外へ行ってるためかけっこう人でもまばらでのんびり芝生の上でくつろげました。
さておなかも空いて、お昼ごはんは種差海岸前の「芝亭」へ。
そこでこの地方名物の「いちご煮」と「ひっつみ」を食べました。
 
いちご煮は前も食べたことがあるのですが、ひっつみは今回始めて食べました。
写真のはキンキとしいたけのひっつみです。
水でこねた小麦粉をひっつまんで(ひきちぎっての方言)鍋に入れることから「ひっつみ」と名づけられました。
ひっつみはモチモチしてて、だし汁と具によっておいしさも変わると思います。
キンキはさすがにうまかったですね。

 
午後は八戸を北上して30分ほどの場所にあるおいらせ町の「スズキ理容店へ」。
ここの名物は店長の鈴木さん手作りのガンダム!
プラモデルの設計を元に正確に等倍して、発泡スチロールと石膏で作られたもの。
マジかで見ると出来がすばらしい。
  
私も地元の東奥日報に掲載されて知ったのですが、けっこう色々な新聞に取りざたされて全国から実に来る人がいるそうです。
去年ガンダムが完成し、今年はシャア専用ザクまでもが完成しますます知名度がアップ。
彼氏がガンダムのファンでお台場の巨大等身大ガンダムを見に行ってたので、それじゃぁ、青森にも負けずにすごいガンダムがあるよって連れて行きました。
思った以上に彼氏は興奮してて、感想帳に色々感想を書き込んでたみたいです。
また鈴木さんも親切で今製作中の3体目も特別に見学させてくれ、彼氏の質問にも色々答えてくれました。
4体目、5体目も考えてるとのこと。
また3体目も写真に写す配置を考えて、作るキャラを選んでるようですごいなぁと思いました。
これはまたしばらくして増えたら見に来ないとね。
ところで、店の「ガンダムカット」が気になります。
これはどんなカットですか・・・・?など彼が質問してました。(普通のカットだそうです)


ガンダムの次はおいらせ町にある老舗の「古牧温泉」へ日帰入浴。
こちらも子供のころ以来振り。
昔はかっぱの湯・ジャングル風呂と有名でしたが、その後つぶれ、リゾート開発企業の星野開発リゾート(アルファリゾートトマムなど)が買収し、今では見事に復活しました。
ここのお風呂はすばらしかったです。
自慢の庭園の中に浮かぶ露天風呂「浮き湯」が有名で、お庭の風景もすばらしいし、たしかに浮かんでるような雰囲気に見えるお風呂でした。
お湯の温度も適温で気持ちよかった・・・内湯も青森ヒバの木のお風呂ですごくいいです。
またお風呂以外の旅館の施設がすばらしく、ここはぜひ泊まりたい・・・!と思う風情でした。
併設されてる渋沢公園内を走る月見馬車も夜に出るみたいで、ぜひ乗りたいなぁと思いました。

 
さて、いよいよ夕ご飯は「美味しんぼ」で紹介されてた小川原湖の天然うなぎです。
日本ではうなぎはほとんど養殖でしか食べれないと思ってたのに、こんな身近で食べれるなんて感動。
これも本を読んでなかったら。わからなかったであろう情報です。
ということでお店は温泉がある三沢の上にある隣町「東北町」にある「和幸」と言うお店。
オーナーは古牧温泉グランドホテルの料理長をしてた人物だそうです。
なだけにお料理はうなぎの蒲焼以外もすばらしかった。
もちろんうなぎも天然は初めて食べましたが、見た目以上に油が乗っていてうまかった。
味が養殖ものとはやっぱり違いますね。
なんというか、あっさりしてて食べやすい。うなぎそのものの味がまったりしています。
お部屋も個室でちゃぶ台みたいな机の上でくつろぎながら食べれてよかったです。


長い一日の肯定を堪能した後(こうやって書くとほんとに色々行っているなぁ・・・)もこの日の宿は十和田市のポニー温泉です。
ほんとは古牧温泉へ泊まりたかったけど、やはり連休は満室でした残念~。
しかし、ポニー温泉もお風呂は悪くなかったです。
なんと言ってもお湯の泉質がよかったです
ヌルヌルしてて肌にまとわりつく感じがよかった
お湯の温度もぬるめで、後からポカポカ来る感じ。
お風呂上りはフロントにお願いして出張マッサージを呼んで、彼と私とお部屋でマッサージをしてもらいました。
おかげで少し旅の疲れも取れました♪ 

一日目の紹介したお店HP
○北家(てんぽ) 青森県八戸市十三日町13
○芝亭(いちご煮)青森県八戸市鮫町字棚久保14-83 
○和幸(天然うなぎ)上北郡東北町中央南2-31-1265
○古牧温泉 青森屋 http://www.komaki-onsen.co.jp/
○十和田ポニー温泉 http://www.pony-onsen.co.jp/