モルト好きなお客さんがお帰りになった後のカウンターは、
いつもこんな感じなんです。
「どんなモルトがある?」
「えー、どんなタイプのモルトがお好みですか?」
「たとえば、普段飲まれている銘柄とかは?」
「そのラベルが同じヤツは何?」
「SMWSの物です」
「そのSMWSは何があるの?」
「とりあえず、お出しします」
こいうやりとりの中で、オーダーされることが多いです。
カウンターにズラリとボトルが並んしまうと、
仕事する上ではやりにくい状態だけど、気分は凄く楽しんです。
もう何でも、言って♪
・・・って気分になるんです。
昨夜も2杯目のモルトのオーダーの際、
「香りは樽の香りを感じて、味はドライフルーツで」
「じゃあ、僕はもっと強く樽を感じ、厚みのある味のモルトを」
言葉に耳を傾けながら、ボトルを眺め、
一致すると思われるモルトを見つける。
そしてお出しした後、ご注文通りに選べたのか、お客さんの反応を伺う。
モルト選びもカクテルと同じなんです。
そのお客さんの要望に応えられるかどうかなんです。
何でも言ってみてください
一緒に「美味しい」という物をお探ししましょう。