バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

オージー精神

2014-03-25 10:01:00 | テニス留学
週初めの昨日月曜日は午前中フルでレッスンを受けその後は雨が降り、お昼のあとミーティングをしてその後はジムのトレーニングをしたりと自由に時間を使いました。



そして今日はピンチヒッターで世界一のコーチ登場。
それも当日に、こんなお願い本当に申し訳ないと思いつつ、電話して、「行かれるかどうかわからないけれど、あとから連絡するね」と言って連絡せずに、とにかくすぐに来る、という素晴らしさ。

コーチとしてのステータスや選手のときのどうのとかその前に、そうやってビンスとの友情関係があるからこそ来てくれる、その気持ち、心、精神が素晴らしいと感動しました。
こんな大人になりたい、と思います。

テニス界に彼以上の人はいないと言いきってしまっても間違いではないでしょう。
この10年近くの間本当に人として私もトニーさんからはたくさん学ばせていただきましたが、すごいと一言文章で済ませてしまうには、あまりに恐れ多いとさえ思います。そしてその素晴らしいコーチから習える日本の留学生。よかったですね。



バークレーアカデミーは絶対みんなの期待を裏切りませんよ。

自立心と仲間とのきずな

2014-03-22 14:56:00 | テニス留学


とってもいい写真が撮れました、アキヒロくんが月曜日の朝出発で、新しく桃代さんが来たのでみんなで一緒に撮りました。

今朝帰国したたかあきくん、勉強をとてもがんばっていて、マッコーリー大学の英語コース5週間通いながらテニスもがんばっていました。短かったですが、いろいろ刺激になったようでよかったです。特に彼が感じた「自立心がある」青年たちがアカデミーにいるということ。何人だからどうのということではなくて、そういう優れた「人」を育てているアカデミーです。

いいところは自立心があるからといって、みんな好き勝手に行動しているわけではないのです、自立心があっても、協力し合うときはしあって、助け合う必要があるときは助ける。みんなで強くなる、助け合う場所というから、変にみんなくっついて、変につきあいを大事にしてそれに縛られているわけでもない。これがオーストラリア式だと思いますが、それがきっと新鮮に思えて刺激だったのでしょう。そのことに気が付いてくれて、とてもうれしかった。
きっと長期留学生たちがよいお手本を見せてくれたのだろうと思います。
その長期留学生たちが、よい雰囲気も作ってくれているから、短期で来てもすぐ馴染める。本当にいい雰囲気、みんな楽しそうで本当に幸せです。


偉大な選手そしてコーチ

2014-03-21 13:45:00 | テニス留学
今朝は美里さんの一時帰国で空港に行き、戻ってきて通常のレッスンの写真を撮っていると、トニーさんがふらっとあらわれました。ヨネックスのEzoneを大事そうに抱えながら。

もうコートに入ってきた時点で普通の人とは違うオーラがあります。

そしてまた留学生のみんながトニーさんにチャレンジ。
昨日着いたばかりのユウヤくんも、みんなです。元グランドスラムのチャンピオンで16ものタイトルを持っている選手だった人で、現在のデビスカップの監督が、こんなに普通にみんなとテニスをしてくれる、そんなアカデミーはきっと世界中どこに行ってもきっとないなんじゃないかと思いました。

何度ご一緒させてもらっても、やっぱりすごいしかっこいい。
そしてポイントしながら、アドバイスもしてもらった人もいますね。

トニーさんがコートに入ったら、急に立ち止まってそれを見つめる観衆も増えていました。
みんな恵まれています。すごいです、本当に。




とても暑い一日でした。

2014-03-20 11:56:00 | テニス留学
朝早くに凱都くんを空港に送り、そして新しく到着した医大生ユウヤくんを迎えに行きました。成田でいろいろトラブルがありながら、やっと到着できてよかったです。

来週末からメルボルンで2週間クレーコートの国際大会があり、その後はジュニアのITFが2週間ということで、クレーコートを借りて練習する選手も増えてきました。




さて、立派な賞状ですね、亮くんがこの間カーディオテニスのワークショップに参加したときのものです。このように単発のワークショップや3か月のコーチングのコースもあり、日本から興味のある方どうか、私に連絡くださいね。こんなにいいチャンスがあるんですよ。

戸惑わない、心配しない、周りの声に惑わされない、とにかく自分のテニスへの思いを貫きましょう。girl2オーストラリアに思い切りよく来れば、何も心配いらなかったことがよくわかりますよ。

凱都くん帰国(一時)

2014-03-19 16:31:00 | テニス留学


凱都くんの最終日が来てしまいました、この木曜日が来ないことをずっと祈っていた私とビンス。テニス留学するときに自分で持っているイメージと実際は多少違い、文化も違い、考え方も違い、それに順応しながら日々過ごしていると、また予期しないことも起きたりして、本当にいろいろなことが詰まった1年でしたが、いい仲間に出会えてよかったね。

日本各地から集まる若者たち、目標も年齢も違いますが、ここで一緒にテニスを通じて仲良くなって、助け合い、一緒に悩み、一緒に怒り、たくさん笑い楽しく、とっても特別な仲間たちです。

1年の様子を音楽を入れたアルバムにしていて、昨日の夜完成したのですが、これを作りながら、見ながら、何度も泣きそうになっていました。バサーストへの遠征、フォスターへの遠征、グレンコーチの特別フィットネストレーニング、レッスンのお手伝い、クレーコートの整備のお手伝い、ホームステイのファミリーとの旅行、全豪オープン観戦、試合に出ながらもなかなか思ったようにいかなかった日々。いいこともそうでもなかったことも、すべてが経験で、つらい時も仲間がいた、ホストファミリーがいたから乗り越えられた時間です。最後のゴスフォードでの大会ではダブルス勝利できて本当によかった。そうやって少しずつ少しずつ前に進みます。
だからこれは一時帰国です。まだ凱都くんの修行は終わっていません。走り出したばかりですから。
私のアルバムも、まだ続きます。また会える日待っていますよ、凱都くん。