花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

緊急警報!

2013年08月01日 | 環境システム科
ふれあい公園のサンパチェンス。
水で暮らしてもう3週間ほど経ちましたが元気です。
このように切り戻し効果もあり、たくさんの蕾をつけ始めました。
今月中旬にはきれいな花をさかせてくれると思います。
ところで青森県ではとうとう水稲の深水管理の指示が出ました。
このところの低温が続いたためちょっと心配していました。
イネは今、植物体内で穂の赤ちゃんを作る穂ばらみ期で、一番低温に弱い時期です。
今、約19℃以下の低温に数日あうと奇形してしまい花粉などができなくなるからです。
生育が遅れるのと違いこれは致命的です!
このタイプを障害型冷害といって農家は一番恐れています。
タイ米を食べた平成5年の大冷害、さらに平成15年の冷害もこれが原因です。
急いで水田にたくさんの水を入れ、穂ができる茎を保温する必要があります。
冷たい雨の日に屋外プールに入ると気温より水温が高く
温水プールのように感じることがありますがその原理で穂を守るのです。
約10年に一度やってくるといわれるこの地域の冷害。
今、冷害の危機が静かに迫っているかもしれません。
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ピットイン

2013年08月01日 | 学校
第1農場の農機具庫。
何やらみんなで修理しています。
車両は乗用草刈り機。
まるでゴーカートのようなマシンです。
農業者は農機具の点検はもちろん、
簡単な故障は自分で直せなければいけないといいます。
故障するたびに農機具店のお世話になるのでは
時間も無駄になるし経費もかさむからです。
この時もカバーを外していろいろやっているうちにどうやら直ったようです。
さすがは名農スタッフ、見事な対応です!
名農生にとって最高のお手本がここにありました。
ところで第1農場では先日まで
小型建設機械などの操作講習が行われていました。
もちろん受講しているのは名農生。
夏休み、希望によって就職や営農に役立つ
いろいろな資格取得に挑戦できるのも名農の良いところです。


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