花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

自然エネルギーによる過給システム

2013年08月22日 | 研究
ソーラーエアポンプの使い方はご覧の通り。
水質浄化中の水槽に空気を送るのが役目です。
送った空気の使い道は2つ。
ひとつは溶存酸素を増やして水生植物ではない
サンパチェンスの生育を助ける意味があります!
酸素が少ないと根が呼吸できなくなるからです。
もうひとつはサンパチェンスの相棒である
微生物の促進する助けるためです。
チームは水質により2種類の微生物を使い分けますが
いずれも好気性細菌といって繁殖には酸素が必要です。
空気を送り微生物を活性化させることで水の汚れ(富栄養)を
肥料となる硝酸態窒素に変えてどんどんサンパチェンスに供給するのです。
チームが考案した水質浄化システムにおいてサンパチェンスはパワーユニット、
ソーラーエアポンプと微生物はスーパーチャージャー(過給器)。
まるで自動車のエンジンに似ているのでバイオエンジンと呼んでいます。
特徴はすべて自然エネルギーで動くこと。
さすがのトヨタでもこんなエンジンはありません。

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ソーラーエアポンプ

2013年08月22日 | 研究
小さなソーラーパネルが白い箱につながっています。
さらに箱からはチューブが伸びていて
その先には金魚の飼育でお馴染みの丸いストーンがついています。
ご察しの通り、これはソーラー式のエアポンプ。
四角い箱の中には電池が入っていて
曇った時は電池で動くハイブリッドタイプです!
アグリサイエンスも終わっています。
いったいこれを何に使うつもりだと思いますか。
今年の研究はこんなもの作りの要素も含んでいます。
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