花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

気温は体育祭に最適でしたが・・

2018年07月22日 | 学校
すでに夏休みに入っている名久井農業高校。
終業式の前日に体育祭が行われました。
関東、関西は猛暑のようでしたが南部町は気温が25℃と快適。
気温は体育祭にとって最適でしたが
なんと前日から雨となってしまいました。
体育祭当日こそ雨は上がりましたが
グラウンドがぬかるんで競技するにはちょっと危険。
そこで今年は体育館で開催することになりました。
全校生徒が集まって体育館で体育祭ができるのかと不安に思われるでしょうか
そこは全校生徒200名の小規模校がなせる技。
駆けつけた保護者の方も一緒に体育館で盛り上がりました。
今の時期、青森県の太平洋側はヤマセという低温多湿の偏東風が吹きます。
吹いたり晴れたりの繰り返しなら良いのですが
連続して吹くと雨が続くことになります。
したがって体育祭を運営する生徒会は常に雨天時の案を持っており
スムーズにグランドから体育館へと会場変更ができるのです。
でも可哀想なのは各軍のシンボルであるパネル。
翌日、グランドに寂しそうに置かれていました。
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あれから10年経ちました

2018年07月22日 | 環境システム科
環境システム科の温室を覗いたら
またまた面白いものを見つけました。
LEDがたった1株の植物を照らしているのです。
植物はトウモロコシ。ちょうど雄花が開花しているようです。
温室はガラス屋根とはいえども屋外に比べると光量が下がります。
そのために補光しているのでしょうか。
はたまた別の目的があるのでしょうか。
2009年春に結成したTEAM FLORA PHOTONICS は
まさに草花(植物)が光に対する反応を探って
新しい農業技術や商品開発につなげようと結成されました。
当時は小さなLEDランプでも5000円以上もしており
大変な出費をしながら取り組んだものです。
またLEDを照射する研究などなかったため
みんなから不思議な目で見られた記憶もあります。
あれから10年。このように環境システム科には
生徒が自由に使えるLEDが何本も用意されています。
それも波長のコントロールできる高性能なもの。
10年前の不思議が当たり前となりました。
チームは2019年3月をもって解散しますが
このように次々と新しい研究班が誕生してきています。
なお本日、地方紙の新聞に名農の草花班の活動が紹介されています。
ぜひご覧ください。
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