花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業女子が増えている理由

2018年07月30日 | 学校
先日、名久井農業高校の体験入学が行われました。
関東や関西の猛暑とは比べられませんが、それでも気温は30℃超え。
みなさん汗をかきながら、いろいろな体験学習に挑戦していました。
今年は例年に比べて女子の参加が目立ちました。
農業といえば何だが男社会のような感じがしますが
全国的に見ても農業高校生の半分は女子。
それには理由があります。
農業は何も生産や飼育だけではないからです。
生産したものを加工する食品系やバイオテクノロジー系の学習。
またそれを有利に販売する商業系の学習。
さらに農業や動植物の持っている癒しなどの力を
人々の暮らしに活かすヒューマンサービス系の学習等、
女性が力を発揮出来る内容がものすごく多いからです。
テレビを見ていても美味しく安全な食材を
農家レストランや直売所で提供したり
動物園やペットショップで動物の飼育を担当する女性。
子供たちにアウトドアで遊ぶ体験を提供するなど
生き生きと活躍する女性がよく出てきます。
一見、農業とは関係ないように思えますが
実はこれも現代の農業が担う分野。
都市部の農業高校では普通高校より倍率が高いという事実も納得です。
商業も工業も全て学習範囲で、入学後に自分で選択して研究できる。
そんな農業高校で学び将来の夢を実現しようとする女子が増えています。

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新しい先生はカナダ人!!

2018年07月30日 | 環境システム科
環境システム科が京都大学と共同研究している雪国向きLED信号機。
今年の2月に県警主催の発表会で成果を披露し話題となりました。
しかし3年生はまもなく卒業したため、今学期は少し休止状態でした。
ところが先日、京都大学の先生方が来校され
新3年生を交えて今年の計画について打ち合わせしました。
久しぶりの研究に生徒たちは喜ぶとともにびっくり。
なんと新しくいらっしゃった先生はカナダ出身だったのです。
それでなくても難しい実験です。
もし英語で説明を受けたらどうしようとドキドキです。
でも大丈夫。日本に長い間住んでいるので日本語ペラペラ。
というか関西弁なのでなんだか面白く親しみを感じます。
チームフローラフォトニクスが最初に提案したアイデアですが
現在は、環境システム科の特設チームが担当している信号機研究。
どんな計画を立てたのか気になりますが
2学期からの信号機研究チーム
「TEAM RED SIGNALS」 が本格的に再始動します。
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