花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夢はみるものじゃない。叶えるものなんだ。

2018年07月31日 | 園芸科学科
法光寺のハス復活に取組んでいる名農園芸科学科の草花班。
先日、市民記者さんによって地元の新聞に紹介されました。
ご覧になった方も多いと思いますが
和尚さんもコメントを寄せるなど温かい心が伝わる内容でした。
昨年まで取り組んでいたチームのメンバーたちも
読んでくれたようで喜びの声が届いています。
おそらく当事者である草花班の皆さんにとっても
かなりモチベーションがあがったのではないでしょうか。
人間がやる気を感じるのは
1、今の自分にすぐ役立つと感じた時、
2、将来の自分に役立つと感じた時、
そして3、活動が周囲の方から認められた時だといいます。
新聞で紹介されるのは3番目。
とてもありがたいことだと思います。
とはいってもまだ夢の途中。
400年間夢見てきたハスの想いを叶えるのは
簡単なことではありませんが、
ぜひ草花班の知恵と技術で実現させて欲しいものです。
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To be continued

2018年07月31日 | 園芸科学科
園芸科学科の実験室の裏口にハスを発見しました。
チームフローラフォトニクスは2016年、
南部町にある法光寺の和尚さんと連携して
かつて咲いていたというハスの花の復活を目指す
「白華山復活プロジェクト」を立ち上げました。
2年あったら咲かせられるだろうと考えていましたが
厳しい環境と冷夏の影響を受け、
残念ながら咲かせることはできませんでした。
2年間取り組み、この春卒業された先輩は
最後のプロジェクト発表会でその悔しさを語りました。
その時の発表タイトルが「Lotus dream」(ハスの夢)。
復活を夢見たハスと自分たちの想いを重ねたタイトルは
とてもロマンを感じる美しいものですが、なんだが寂しさを感じました。
もしこれが映画ならとても無念なストーリーだったでしょう。
ところがこの春、嬉しいことにチームの本家である
園芸科学科草花班のみなさんがこのテーマを引き継ぐことになりました。
このハスはそんな草花班が比較試験のため育てているものです。
かつて大ヒットした映画に「Back to the future」があります。
タイムマシンで過去や未来に行くストーリーですが
映画の最後のクレジットには「The end」ではなく
「To be continued」(つづく)と表記され
映画ではとても話題となりました。
この「ロータスドリーム」も草花班のおかげで
The end ではなくTo be continued 。
ハスの夢はまだ覚めないようです。
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