花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夜の臨海副都心!

2018年07月11日 | 研究
水大賞の表彰式に出席するため前日の夕方に上京したチーム。
夕食の頃にはもう暗くなっていました。
場所はお台場。青森県の中学校では
修学旅行で見学コースにもなっている思い出の場所です。
ではなぜこのエリアをお台場というのでしょうか。
台場とは砲台があった場所という意味。
1853年にペリーが黒船で来航し日本に開国を迫ったのに脅威を感じた幕府は
東京湾のこのあたりを埋め立て、大砲を設置しました。
ペリーが品川沖までやってきたにもかかわらず
横須賀に上陸したのは、この砲台のためだといわれています。
またこの地域を埋め立てるために
高輪にある2つの山を切り崩したというから
そのダイナミックっさに驚かされます。
現在では東京湾13号埋立地、臨海副都心とも呼ばれているお台場エリア。
馴染みの場所で明日はいよいよ表彰式です。
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原点は東京ビッグサイト!!

2018年07月11日 | 研究
6月下旬、チームフローラフォトニクスの全メンバー5名が
日本水大賞の表彰式に出席するために猛暑の東京に現れました。
逆三角形の建物は東京国際展示場、通称「東京ビッグサイト」ですが
この会場に来たわけではありません。
ホテルの最寄駅なのでここで降りただけなのですが
なぜかみんなスマートフォンで写真を撮ろうとしています。
それだけ東京ビッグサイトはインパクトのある巨大建造物なのです。
水大賞で表彰されたのは「3つの生物による水質浄化」ですが
昨年まではバイオエンジンと呼んでいました。
バイオエンジンの開発は2013年にスタートしていますが、
研究を引き継いだ後輩たちによって何度も改良されてきました。
改良のたびに大きな話題を呼び、いろいろな会場で発表してきました。
新しいところでは昨年2017年のパシフィコ横浜で発表したバイオエンジンTYPE3。
日本を代表する園芸のビッグイベントの中で行いました。
しかしその2年前である2015年。
この東京ビッグサイトでバイオエンジンTYPE2が
やはり日本最大級の環境イベント「エコプロダクツ」の特設ステージで
なんと30分も時間をいただき全国の関係者に紹介しています。
この年はチームが園芸科学科から環境システム科に完全移籍した年。
今までの園芸の視点から環境を意識した
新たな研究のスタートを切った記念すべき年にこの会場で発表しているのです。
つまりチームにとってはバイオエンジンが初めて全国に披露された記念の場所なのです。
最後のフローラがバイオエンジンの最終型を表彰式で発表する前日、
昔を知らない現在のメンバーが水研究のスターを切った
ビッグサイトに魅せられている様子は何やら深い縁を感じます。
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