花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

訪問者?

2018年07月02日 | 学校
先日、畑で作業をしていたら
何やら動いているものがいます。
それが写真左に写っている大きな鳥、「キジ」です。
背中を向けていますが胸はきれいな緑色。
何か食べ物を探しに来たのだと思います。
名農は小高い丘というか、林の中に建つ学校。
したがってかつてはリスやタヌキなどの動物が時々やってきました。
また天然記念物のカモシカも現れことがあります。
これらの動物は決してよそ者ではありません。
名農を含めこの周辺に住んでいる者たちで、
私たちとともにこの自然をシェアしている仲間です。
ところがこのところ、リスの姿は全く見なくなりました。
自然豊かな名久井農業高校ですが、
徐々に周囲の環境が変わってきたのかもしれません。
せっかくやってきたキジを驚かさないように静かに帰ろうとすると
突然、飛び立つ茶色の鳥がいます。
こちらはキジの雌。
「つがい」で遊びに来ていたようです。

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ナガイモの養液栽培

2018年07月02日 | 環境システム科
学科をあげて水耕栽培に取組んでいる環境システム科。
レタスなどの一般的な葉菜類はもちろん、
最近は栽培が難しいといわれる根菜類にも挑戦しています。
努力の結果、昨年はなんとショウガ栽培に成功。
新聞で大きく取り上げられました。
そこで今年は施設園芸班が温室でナガイモの養液栽培にチャレンジしています。
過湿環境では種芋が腐敗してしまうという問題点を
ムカゴで植えること、そして点滴かん水方式で解決。
でもムカゴから育てたら大きくならないのではないかという不安点は
従来のように長く育てないという逆転の発想でクリア。
ナガイモは大きすぎて使いにくいという消費者の悩みを
ジャガイモのようなミニナガイモにすることで
核家族でも余さず使えるよう考えました。
大きく育てないのだから堀取りも簡単。
植物工場での栽培も可能になるかもしれません。
ここまでの発想はユニークでとても期待が持てます。
あとは仮設通りに育つかどうか。
長くないナガイモが誕生する秋が楽しみです。
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