花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

絹糸!!

2018年07月05日 | 研究
チームが育てているトウモロコシ。
4月に播種したこともあり、もう雌花ができました。
トウモロコシは植物体のてっぺんに雄花、
茎の中ほどに雌花を咲かせます。
雌花の先端にはトウモロコシのヒゲと呼ばれる雌しべが
ご覧のように無数ついています。
このヒゲは絹糸ともいわれ、
トウモロコシの粒に1本の割合でついています。
つまり私たちが食べているトウモロコシは
たくさんの小さな花の集まりなのです。
温室で育っているトウモロコシは
どうしても飛び交う花粉が少ないため
実の入りがあまり良くなりません。
おそらく通常の半分以下の大きさにしか育たないはずです。
しかし実際に行うのは野外です。
水上栽培でもちゃんと結実するのがわかれば実験はそれでOK。
まもなく収穫を迎えそうです。

コメント

インゲン収穫開始!

2018年07月05日 | 研究
こちらも収穫時期を迎えた水耕栽培のインゲン。
栽培しているのはサヤインゲンとしても
完熟させて子実を収穫することも可能な品種。
子実専用のインゲンの仲間には
金時豆、とら豆、うずら豆などいろいろありますが
さすがにそれらと比べると小粒です。
しかし播種してから3ケ月、
ご覧のように結実して種子も熟してきました。
そこで先日から完熟した豆の収穫が始まりました。
チームが春から挑戦してきた研究により
水上栽培でもちゃんと豆類が栽培可能なことを証明しています。
コメント