花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

いと儚き・・・

2018年07月21日 | 学校
セミの抜け殻を見つけたと思ったら
そのすぐそばの木になんと本物のセミが止まっていました。
じっとして動かないところを見ると
先ほどの抜け殻の持ち主のようです。
羽化したばかりでまだ飛べないようです。
おそらく体の色や大きさからしてミンミンゼミではないでしょうか。
青森にはこの他にアブラゼミ、ヒグラシなどがいますが
関西などで見られるクマゼミはいません。
しかし温暖化が進んでいるため
じきにこちらにも南国のセミがやってくるかもしれません。
さてセミの命は短くて「儚さ」の代名詞のようにいわれます。
実際1ケ月ぐらいしか生きられません。
ところが土の中で過ごしている幼虫時代があります。
こちらはとても長いことで知られています。
もしこのセミがミンミンゼミだとしたら
土の中で2〜5年は生きていたことになります。
しかし長い赤ちゃん時代が終わるとあっという間に終わるセミの一生。
夢にまで見た地上はセミにとっては玉手箱のようなもの。
なんだか浦島太郎のような儚さを感じます。
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空蝉(うつせみ)

2018年07月21日 | 学校
木に何か茶色のものがついています。
よく見るとこれはセミの抜け殻。
今年の第1号です。
昔から日本ではこの抜け殻を空蝉(うつせみ)と呼んでいます。
この抜け殻、実は解熱などの薬になるようで
中国では古くから生薬として扱っています。
また幼虫そのものも素揚げにして
塩をかけて食べるという習慣があるようです。
昔から昆虫食という文化があります。
よく紹介されるタガメもこのセミもみんなカメムシの仲間。
タガメは種類によっては爽やかな良い香りがするといいますが
果たしてセミはどうなのでしょう。
セミは地上に出てわずかしか生きないもの。
せっかく出てきたのに食べられてしまうとは
なんだか可哀想なものです。
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名農カントリークラブ

2018年07月21日 | 学校
見事な芝生が広がっている名農のグラウンド。
まるでゴルフ場のようです。
ところでゴルフ場のことをカントリークラブといいますが
実は間違った使い方であるのをご存知ですか。
そもそもカントリークラブとはスポーツを楽しむために
郊外に作られた会員制のクラブまたは施設。
したがってゴルフの他、テニス、水泳、ポロなどの
たくさんのスポーツができるような施設が備わっているものをいいます。
ところが日本ではなぜかゴルフ場がカントリークラブと名乗るようになりました。
つまり本来のカントリークラブではないのだそうです。
名農はいわば八戸圏の郊外に位置しています。
そして名農生という会員になればこの自然豊かな環境の中で
自分の好きなスポーツに打ち込め、会員同士交流を図ることができます。
もしかしたら名農こそカントリークラブなのかもしれません。
今月下旬は名農の体験入学。
中学生の皆さんにはそんな名農の良さを感じてほしいものです。
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