花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

イチゴの品種

2019年04月19日 | 研究
Bubble Boysが実験のためイチゴを定植しています。
さてみなさんはイチゴというとどんな品種を思い浮かべますか。
全国的に有名な品種もあれば、地方で盛んに栽培されている品種もあり
住む地域によってさまざまだと思います。
そこで生産量の多い県の代表品種を紹介します。
第1位はご存知、栃木県。
「とちおとめ」の名前はみんな知っています。
最近では「スカイベリー」も人気です。
第2位、第3位は福岡県、熊本県の九州勢。
こちらはなんといっても福岡県が育成した「あまおう」です。
東のとちおとめ、西のあまおうともいわれる日本の代表的品種。
ぜひ食べ比べて見たいものです。
なお2位、3位の生産量を合わせると1位の栃木県と同じ生産量。
いかに栃木県が大産地なのかがわかります。
最後4位は静岡県。「紅ほっぺ」もよく見る品種です。
残念ながら青森県は統計ランク外。ずいぶん少ないようです。
しかし青森県では八戸市が産地。
「とちおとめ」や「紅ほっぺ」などを栽培しています。
また最近は、生産量の減る夏や秋に収穫できる「夏秋イチゴ」の
生産に取り組む人も増加中。今後、産地になるかもしれません。
みなさんはどの品種がお好きですか?
さてBubble Boysが植え付けたのは「とちおとめ」の苗。
できたらぜひ味見させて欲しいのですが
彼らの目的は収穫ではないとのこと。
いったい何をする気なのでしょう。
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IT農業からAI農業へ

2019年04月19日 | 環境システム科
環境システム科の大型水耕温室です。
チームフローラは昨年、この温室で水質浄化研究に取り組んでいましたが
秋に研究が終わった後、いくつか新しい装置が取り付けられました。
写真にも当時はなかった装置が写っています。
どうやらこれは温室内の温度や湿度などを測定するものらしく
タブレットなどで確認し、制御できるのだそうです。
露地栽培と違って施設園芸は屋内栽培。
したがって環境を把握したり、
手を加えることが比較的簡単にできます。
この装置もそのためのもの。
地元の企業と名久井農業高校が連携してIT農業に挑戦しているのです。
さまざまなセンサーが取り付けられた温室はまるでロボット。
令和になると周囲の環境データから自分で栽培管理する
人手いらずのAI農業に変わっていくかもしれません。
環境システム科ではこんな先端技術を用いた新しい農業を
体験することになります。
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