これは今年の秋に開催される農業クラブ全国大会のポスター。
開催地の生徒がデザインしたものです。
農業クラブは全国各地の農業高校が加盟している全国組織で
年に1度、日頃学んだ測量などの技術や研究発表の成果などを競い合う
まさに農業高校の甲子園とも呼べる全国大会が開催されます。
いつもなら昨年の鹿児島大会のように開催都道府県の名前が大会名となりますが
今年はなぜか南東北大会。山形、宮城、福島の共同開催となりました。
これにはいろいろな理由があります。
かつて平成25年の全国大会は東北ブロックの宮城県が開催地でした。
つまり宮城大会として行われることが決まっていました。
ところが開催の2年前、ご存知の通り、東日本大震災のため
大きな被害を受けてしまい、泣く泣く大会開催を断念。
あれから6年、今また東北に開催順番が回ってきたのです。
しかし大きな被害を受けている宮城や福島にとって
数年で回復するほど復興は簡単なものではありませんでした。
さらにこの数年間のうちに農業高校はどんどん姿を消し、
ひとつの県では開催できないぐらいまで生徒数が減少していたのです。
そこで山形県を主管にして、宮城と福島の3県で共同開催となったというわけです。
農業高校は全国的に減少しています。
農業県ともいえる青森県でも学校の再編計画により
まもなく農業を学べる高校は廃校や普通高校と統合など数校に減少する予定です。
「日本で作らなくても海外から買って食べればいい」
最近のこのような風潮には不安を感じます。
そんな揺れる農業情勢の中、被災から立ち上がろうと
一生懸命準備に当たっている高校生の活躍を応援したいと思います。
開催地の生徒がデザインしたものです。
農業クラブは全国各地の農業高校が加盟している全国組織で
年に1度、日頃学んだ測量などの技術や研究発表の成果などを競い合う
まさに農業高校の甲子園とも呼べる全国大会が開催されます。
いつもなら昨年の鹿児島大会のように開催都道府県の名前が大会名となりますが
今年はなぜか南東北大会。山形、宮城、福島の共同開催となりました。
これにはいろいろな理由があります。
かつて平成25年の全国大会は東北ブロックの宮城県が開催地でした。
つまり宮城大会として行われることが決まっていました。
ところが開催の2年前、ご存知の通り、東日本大震災のため
大きな被害を受けてしまい、泣く泣く大会開催を断念。
あれから6年、今また東北に開催順番が回ってきたのです。
しかし大きな被害を受けている宮城や福島にとって
数年で回復するほど復興は簡単なものではありませんでした。
さらにこの数年間のうちに農業高校はどんどん姿を消し、
ひとつの県では開催できないぐらいまで生徒数が減少していたのです。
そこで山形県を主管にして、宮城と福島の3県で共同開催となったというわけです。
農業高校は全国的に減少しています。
農業県ともいえる青森県でも学校の再編計画により
まもなく農業を学べる高校は廃校や普通高校と統合など数校に減少する予定です。
「日本で作らなくても海外から買って食べればいい」
最近のこのような風潮には不安を感じます。
そんな揺れる農業情勢の中、被災から立ち上がろうと
一生懸命準備に当たっている高校生の活躍を応援したいと思います。