花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

櫻の樹の下には・・

2019年04月23日 | 学校
名久井農業高校の体育館から見上げた桜です。
学校の表玄関とは正反対にある木なので
目にする人も少ないと思いますが
そんなのを気にすることもなく見事な花を咲かせています。
「櫻の樹の下には屍体が埋まっている」
これは小説家である梶井基次郎が昭和3年に発表した
短編小説「櫻の樹の下には」の有名な冒頭文です。
あまりに衝撃的な書き出しのため言葉だけが一人歩きし、
聞いた人が勘違いしてしまって
本当に死体が埋まっているんじゃないかと都市伝説になったぐらいです。
「櫻の樹の下には屍体が埋まっている!
 これは信じていいことなんだよ。
 何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。」
いったいこの有名な書き出しから始まる小説は何をいおうとしているのでしょう。
まもなくゴールデンウィーク。
とても短い小説なので、ぜひ本をとってお確かめください。
名農の桜も満開です。
コメント

ライ麦畑でつかまえて

2019年04月23日 | 研究
これは新生環境班、つまりハンターたちの研究準備。
彼らが育てているのは麦。それもライ麦です。
麦はパンの材料ですが、一般には小麦。
ライ麦もパンになりますが、
色が黒いタイプが多いので黒パンといわています。
ドイツやロシア、北欧などでよく食べられていますが
噛みごたえがあるうえ、やや酸味があるため
あまり私たちには馴染みがありません。
ライ麦と聞いて思い出すのは
サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」ぐらいです。
しかし最近ライ麦は栄養価が高いことから注目されているようです。
かつてフローラは作物に光を照射してポリフェノールを増やすなど
見れば何となく想像のつく実験をしていましたが
ハンターたちの研究は不思議なものばかり。
いったいこのライ麦をどうしようというのでしょうか。
謎の実験準備が水面下で進められています。
コメント