花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

厳しい夏の先にあるもの

2019年05月25日 | 
リンゴンベリー(こけもも)の花が咲き始めました。
ブルーベリーよりも1週間ほど遅い開花です。
これは昨年、チームフローラフォトニクスが
スウェーデンで開催された水の国際大会に出場したのを記念して植えたもの。
なぜなら北欧に自生していて、ストックホルムで滞在したほとんどの食事に
必ずといっていいほどソースとして添えられていたからです。
日本ではブルーベリーの方が一般的ですが
甘酸っぱく美味しいうえ、ポリフェノールたっぷりなので
これから人気になってくる食材かもしれません。
小さな実を摘み取っては加工することになりますが
草丈が30cmぐらいと低いので収穫作業はちょっと大変。
鉢植えにすれば良かったとちょっと反省しています。
さて北国生まれのリンゴンベリーはこれからが正念場。
日本の暑い夏を乗り越えなければなりません。
これはストックホルム青少年水大賞に出場する日本代表メンバーも同じこと。
今年出場するみなさんも休み返上で頑張ってもらいたいものです。
バブルボーイズたちが暑さに耐えたリンゴンベリーの実を収穫する8月下旬。
厳しい夏を乗り越えた日本代表の努力も実を結びます。
偶然ですが同じ時期。重ね合わせながら応援したいと思います。
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クモの巣

2019年05月25日 | 学校
木の枝にたくさんのクモの巣があります。
今まであまり気がつかなかったのですが
逆光で浮かび上がりました。
ひとつひとつの巣は直径15cm前後と小さなもの。
なかなかきれいな造形です。
ところでクモの巣を英語で何というのでしょう。
調べてみると「spiderweb」。
スパイダーはクモですが、
ウェブはコンピュータでお馴染みの情報通信網のこと。
その名の通り糸がネットワークのように張り巡らされています。
インターネットで使うWorld Wide Webも
そう考えると世界的に広がるクモの巣と考えることができ面白いものです。
さてこのクモの巣を嫌がる方はたくさんいます。
確かに知らないで頭から突っ込んだり、枝から取り除くのは大変です。
そんな人のためにクモの巣避けのスプレーが販売されています。
これはクモを駆除するのではなく
クモの嫌いな匂いなどをつけることで寄せ付けないというもの。
防除スプレーというより忌避スプレー。
薬剤にもいろいろなものがあるようです。
しかし農業からみるとクモは大切な益虫。
さすがに毒グモは困りますが
多くのクモは田畑の害虫を食べてくれるからです。
害虫防除を手伝ってくれるクモ。
私たちの相棒をあまり嫌わないでほしいものです。
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