花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

オリジナルブレンド

2019年05月27日 | 研究
ハンターズの男子4名が二手に分かれて
何やら土を一生懸命かき混ぜています。
実は実験に使うための用土を自分たちで作っているのです。
彼らが求める用土のECなどがあらかじめ決まっているため
複数の土壌を事前に計算した分量でブレンドしているのですが
レーキを持つ手もなかなか慣れた様子です。
面白いことに土壌を混ぜたら今後は女子メンバーが
液肥などを溶かした水を加えます。
加えては混ぜ、混ぜたら加えと全部で5回繰り返しました。
作業を遠くから眺めているとまるで蕎麦やパスタの生地作りのようです。
このオリジナルブレンドはしばらくビニールハウス内で乾かし
1週間経ったら鉢に入れて実験を行う予定です。
今週末はいよいよ高校総体青森県大会。
生徒数が少ない名農はほとんどの生徒が参加することになります。
大規模校に匹敵する活躍は難しいのですが
春季大会では上位入賞した選手もいます。
どこかの部がキラッと存在感を見せてくれることを期待しています。
コメント

恵みの雨

2019年05月27日 | 研究
ちょっと時間が経ってしまいましたが
日本に猛烈な雨が降り、各地で災害が起きた先週、
名久井農業高校のある南部町も朝から雨でした。
この時期はたくさんの農作業があるため
本当は実習しなければならないのですが
残念ながら雨のため実習は中止。
授業も課題研究もみんな教室で中間まとめなどを行っていました。
その中で唯一、果敢に屋外に飛び出して行ったのがハンターズ。
それには理由があります。ハンターズのフィールドは温室。
したがって雨が降っても関係ないのです。
また高校総体が近いため、これから短縮授業の連続。
思うように実験ができなくなるのがもうわかっているので
やれる時にやっておかなければ取り返しのつかないことになるからです。
これが生き物相手の研究の大変さですが、仕方のないこと。
みんな雨の中、気合いでこの日の作業場所となった
ビニールハウスに集合しました。
でもこのところ雨が降らず乾燥していた農場。
久しぶりの恵みの雨に植物は生き返ったのではないでしょうか。
さあ彼らはいったい何をしているのでしょう。

コメント