花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FFJの歌

2019年05月20日 | 学校
名農の正門から校舎に続く坂道の左側にあるトピアリーです。
いったい何の形かわかりますか。
左側の音符のようなものはサクランボ。
青森県一のサクランボ産地である南部町をイメージしたものです。
そして右側はさらに不思議な形。
アルファベットの「F」の文字を斜めにしたものが2つ見えます。
木の陰になってFに続く「J」の文字が見えませんが
これは農業クラブの略称である「FFJ」と描かれたトピアリーです。
以前もご紹介しましたがNHKの朝ドラで広瀬すずさんたちが
何度も「FFJの歌」を歌ってくれたので
聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
「北に南に わきあがる 自主と自由の情熱が
 むすび花さくクラブこそ 学徒われらのいく道を
 照らす光だ よろこびだ FFJ FFJ われらの理想」
戦後間もない昭和26年にできた歌です。
これは2番の歌詞ですが、学徒という響きに時代を感じます。
歌詞は当時の生徒からの公募、曲は慶應義塾大学の応援歌「若き血」や
「ラジオ体操の歌」などで知られる堀内敬三氏が作られました。
これのトピアリーはそのFFJを表しています。
さらにこのFFJの文字。斜体にしているのには理由があります。
実は名久井岳の稜線をあらわしているのです。
南部町のシンボルである名久井岳とサクランボ。
そして農業高校生のシンボルともいえる農業クラブ(FFJ)。
10年前に作ったものですが、いかにも名久井農業高校らしい作品です。
樹種はツツジ。まもなくポップなピンクの花が咲くはずです。
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FFJ研究生

2019年05月20日 | 学校
チームフローラフォトニクスにはやる気のある1年生に
研究する場所と発表する機会を与えるJr.という人材育成システムがありました。
今まで15名以上の1年生がチャレンジし、
それぞれ上級生になった時、各科の代表として活躍してくれました。
また過去2回参加したストックホルム青少年水大賞のメンバーは
いずれもJr.出身者。チームにとっても大きな力となっていたのです。
しかしこの企画はフローラオリジナルであり
解散してしまった今年はもうなくなってしまうものだと思っていました。
ところが嬉しいことに、なんと農業クラブがこの制度を引き継いでくれたのです。
彼らの正式名称は決まっていませんが仮称では「FFJ研究生」。
手を挙げた1年生は確か8名。過去最高の人数となりました。
この1年生をいくつかの研究班の上級生が指導するのですが
先日、顔合わせ会があったのでちょっと顔を出して見ました。
するとどの1年生もやる気満々で明るく元気。
将来、素晴らしい成果をあげてくれる予感が今からしています。
また嬉しいことに応募した理由の多くが中学校の時から
フローラを始めとする名農生の研究活躍を知って
ぜひ自分も頑張りたいと思ったから。
残念ながらフローラが後輩を指導することはできませんが
弟分であるバブルボーイズが面倒を見てくれるようです。
もちろんハンターズも本拠地である馴化温室を提供。
取り組む研究もハンターズの一部を担当してもらうことになりました。
小規模校の名久井農業高校では全員部活動に入るきまりがあります。
したがって部活動の合間をみて調査をすることになりますが
どの1年生もそれは百も承知。頑張ってくれるでしょう。
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