花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

断捨離

2019年05月12日 | 研究
これまた先日、旧フローラの倉庫で発見したお宝。
大きな紙袋から2012年のストックホルム青少年水大賞関係の資料が出てきました。
よく見るとこれは実際にストックホルムで展示した資料ばかり。
種差海岸の写真やサクラソウの造花、
さらにサクラソウ柄のテーブルクロスなど忘れていたものばかりです。
記憶ではサクラソウの髪飾りもあったと思うのですが
こちらはおそらく出場した女子たちに差し上げたと思います。
よく小学生が卒業時にタイムカプセルを埋め
成人したらみんなで開けようという企画がありますが
この袋もまさにタイムカプセル。
袋を開け、資料が目に入った瞬間、当時のことが蘇ってきます。
ただ残念なのは一緒に懐かしむ人がいないだけ。
ひとしきり眺めて、また元の場所に戻しました。
すると同じ倉庫に昨年のストックホルムの資料が入った袋もありました。
この袋には説明で使った栽培ボードのミニチュアや
練習に使ったiPosterの画面などが入っています。
これらは他の方から見ればまったくもって不要なものですが
関わったものにとっては懐かしのお宝。
こちらもまだ捨てきれずに倉庫にしまってあります。
よくゴミ屋敷で近所の方が迷惑しているという話題がテレビで取り上げられます。
ゴミ屋敷になる原因はストレスや整理整頓能力の他に
物や思い出への執着心が強いのも影響しているといいます。
断捨離するなら冷静にな目が必要。
あとで新生ハンターズから客観的に不要、必要の選別をしてもらい
ゴミ倉庫にならないようにしたいと思います。
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リンゴ開花

2019年05月12日 | 園芸科学科
白い花がきれいです。これがリンゴの花。
品種は日本を代表するふじで
平年より3日ほど早い連休中に満開となりました。
しかしこの日は連休だったので名農の農場には誰もいません。
ただ鳥の声が聞こえるだけ。
たくさんの白花が咲き乱れる絶景を独り占めできました。
さて先日、この農場にたくさんの報道関係者がやってきました。
目的はご存知、ドローンによる人工受粉。
名久井農業高校園芸科学科の果樹班が秋田県のドローンメーカーと
連携して行なっている研究活動で今年で3年目となります。
リンゴは水稲と同じで1年に1回しか収穫できません。
つまり実験ができるのも1年間に1回だけ。
とても時間がかかります。
したがって周到な計画のもと準備が行われているようです。
そんなドローン研究もやっとデータが揃ってきました。
すでにそのユニークで前衛的なチャレンジは
ビジネス系のコンテストや学会主催の発表会では
注目され、最優秀を総なめしていますが
今年やっと農業高校生の甲子園ともいえる
農業クラブの舞台で披露されることになりました。
リンゴ王国青森県の女子高生たちが取り組むイノベーションに乞うご期待です。
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