花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

壮行式

2019年12月06日 | 研究
今月も研究発表会に出場することになったハンターズ。
代表の2名だけがテストの合間をぬって上京することになりました。
ハンターズは原則として一人一研究。
したがって普段はそれぞれが自分の担当する植物を調査しています。
これは環境班の先輩であるフローラのスタイルで
忙しい時はお互い協力するという流儀とともに引き継がれています。
もうひとつ継承しているのがチームテーマ。
個人テーマ以外に全員で取り組むチームテーマというのも掲げています。
2011年から数年間のチームテーマは「サクラソウ自生地の保全」。
2015年からは「草花を用いた環境浄化」。
いずれも数年間継続して行ったビッグテーマです。
では今年活動を開始したハンターズのチームテーマは何でしょう。
それは「三和土を使った集水技術の開発」。
みんなで左官になって泥をこねながらいろいろな実験をしてきました。
今回の発表会でも代表がその発表をする予定。
そこで最後の発表練習は出場できない3名のメンバーの前で行いました。
発表会は緊張すると思いますが、これもみんなで頑張ったから得た機会。
悔いのないよう伝えてきてください。
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英文ポスター

2019年12月06日 | 環境システム科
校長室前の壁に英語表記のポスターが掲示されました。
これは先月、横浜で開催された学会で
TEAM RED SIGNALSが指導くださっている
京都大学の先生と発表してきたものです。
発熱しないLED信号機。雪国では雪がとけず困っています。
では現在、どのようにして対処していると思いますか。
見えないと事故が起こるため、長い柄の先にブラシをつけて
警察がいちいちこすって雪を落としているのです。
驚くことに手作業なのです。でも信号機はたくさんあります。
警察業務に支障が出るとして、もし民間にこの除雪作業を頼んだら
これまたとんでもないコストがかかってしまいます。
とはいっても電力のかかるヒーターを使ってはLEDにした意味がありません。
この課題解決は社会的に大きな意義を持つため
現在、名農やいろいろな企業、大学が取り組んでいますが
決定打は未だ見つかっていません。
またかつてフローラがこの問題を調査していると
LEDライトを装着した自動車のヘッドライトも同じ問題をを抱えていました。
さらに雪国のソーラーパネルでも雪が積もると落ちにくく
発電能力が低下しているという問題が起きていることも知りました。
こちらの問題は誰も騒いでいませんが、
解決のポイントは都会ところにあり
こちらも何とかいいアイデアを絞り出してほしいものです。
学者さんも企業の技術者さんも関係ない。
自由な発想で頑張れレッドシグナルズ!
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