花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

年の暮れ

2019年12月19日 | 学校
校長室前に飾ってある古い賞状です。
文面を見ると第10回の農業クラブ全国大会で最優秀を受賞した際に
もらったいくつかの賞状の中のひとつのようです。
授与されたのは当時の4Hクラブの会長。
名前を見てびっくり。なんと松下幸之助さんです。
おそらく本人が来て直接くださったのではないでしょうか。
農業クラブの全国大会は今年で第70回。
つまり70年というものすごい歴史があります。
これは偶然にも年末恒例の紅白歌合戦と同じ。
ともに戦後の日本が復興していく歴史とともに歩んで来ました。
ところで日本の農業クラブであるFFJ(Future Farmers of Japan)は
アメリカ農業クラブのFFAを模して結成されたものですが
先日、そのFFAのサイトをのぞいていたら
FFAの全国大会でトランプ大統領が演説している写真が載っていました。
日本の大会にも総理大臣がいらっしゃるようになれば
高校生の励みになるはず。ぜひ元気な農業高校生の姿を見てもらいたいものです。
さて今日は農業クラブ主催の校内プロジェクト発表会。
全3年生が後輩の前で発表してくれます。
1年生は各研究班の発表を聞いて、来年入りたい班を決めるといいますから
先輩も頑張らなければなりません。
そして寂しいことにこの大会が3年生にとって最後の発表会となります。
その発表会の翌日、つまり明日は2学期の修了式。2学期が終わります。
さらに冬休みに入るとまもなく亥年も終わり。
終わりばっかりの年の暮れです。








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クリぼっち

2019年12月19日 | 研究
今週末で名久井農業高校の2学期も終了。
まもなくクリスマスとなります。
今、世の中には「クリぼっち」とか「ぼっち正月」という言葉があります。
これはクリスマスやお正月を家族や友人と過ごさず
「ひとりぼっち」で過ごすという意味の新語。
仕事などの関係で残念ながら一人で迎えなければならないという人もいますが
煩わしさが嫌で、あえて一人で楽しむという人も増えているようです。
さて先日までこの温室でいろいろ研究に励んでいたハンターズもまもなく冬休み。
それぞれ家でクリスマスやお正月を楽しむようですが
温室に置いてきぼりされるのがこの「リンゴンベリー」。
氷点下30度でも大丈夫ということから無加温の温室でもへっちゃらですが、
夏と違ってこの温室には仲間の植物がありません。
したがって水遣りにくるメンバーもいません。
つまりリンゴンベリーはクリぼっち、ぼっち正月ということになります。
さらに例年では正月前には少し雪が積もり
馴化温室の扉は雪と氷で開かなくなってしまいます。
そうなるとひどい時は春まで開かずの温室になってしまいます。
今年は幸いまだ雪が積もっていないので、時々は顔を出そうと思いますが
リンゴンベリーは一人寂しく冬を過ごすのは間違いないようです。
さて今日は名久井農業高校の研究発表会。
3年生の研究チームがポスターやスライドを使って
全校生徒の前で2年間の活動成果を報告します。
つまり研究活動の集大成、高校最後の発表会となります。
したがってエントリーしている3年生の全チームは
名農生の年末ジャンボともいえる最優秀を狙い頑張るようです。
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