花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

なんでだろう

2019年12月12日 | 環境システム科
朝は晴れていましたが、雪雲がやってきて太陽の姿を隠そうとしています。
さて晴れと曇りを繰り返している今日この頃、
ハンターズとバブルボーイズのもとに
はるばる仙台からお客様が賞状を持っていらっしゃいます。
実はこの秋、彼らはビジネスプランコンテストに応募していましたが
めでたく入賞したというのです。
なぜ環境研究班がビジネスコンテスト?と驚かれるかもしれません。
実は彼らが所属する環境システム科は工業系の生産システム類型と
農業・商業系の園芸ビジネス類型という2つのコースがあります。
バブルボーイズもハンターズもその多くはビジネス類型。
したがって毎年、このようなビジネスプランを考えては応募しているのです。
また研究で得た結果を活かした商品開発もフローラ時代からの活動の一環。
がっちりデータを取らなければならない植物研究とは違い
こちらはアイデア勝負。実績がなくても応募できるので
頭の体操のような遊び感覚で楽しませてもらっています。
ハンターズとバブルボーイズは活動日が違うので
合同ではなく、それぞれが違うアイデアで応募しましたが
なんと2つとも入賞したというから驚きです。
では問題です。何位になったと思いますか?
なんとベスト100位。なんで100位でしかないのに賞状がもらえるのと
またまたみなさん疑問に感じたと思います。
彼らが応募したこのビジネスプランのコンテストの応募総数は3800件。
むちゃくちゃ多くて有名なのです。したがって上位100位といっても全体の3%以下。
これは快挙だということで、100位でもわざわざ表彰してくれるのです。
でも彼らはこの結果を聞いて無複雑な様子。
なぜなら今年で7回目となるこの大会ですが、先輩フローラは
2度も上位ベスト10に入り、東大で行われる決勝大会に進んでいるからです。
またフローラをはじめ名農チームは過去6大会全て100位以上に入賞している
全国でも数校というレベルの高さを誇っています。
それをまた維持できたことで決勝を逃した悔しさはありますが、
どこかでホッとしているところもあるからです。
ぜひ来年こそは力をつけて決勝を目指してほしいものです。
取材も入るようで新聞や夕方のテレビに出るかもしれません。
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元気のバロメーター

2019年12月12日 | 学校
高校時代には自分の力を試すことができるチャンスが何度かやってきます。
例えば部活動。運動部や文化部などでは日頃の成果を競う大会が用意されています。
さらに名農は農業高校。したがって普通高校にはない農業クラブがあります。
こちらも研究の成果や身につけた測量や情報処理技術を競う大会が毎年設けられ
部活動と同じように全国大会まで道が続いています。
これらは学校の学習や組織に組み込まれているものなので大きく評価されます。
現在の名農で盛んに取り組むようになっているのが各種コンクール。
こちらは希望者がそれぞれ応募するものなので、
誰が何の賞をとったかは部活動や農業クラブに比べると知られていません。
ところが受賞するには部活動に負けないほどの活動が必要。
そこで校長室の前の廊下に、チャレンジャーの成果を讃える掲示板を設けています。
この日はハンターズが掲示を手伝ってくれましたが
自分たちのものも何件かあったようです。
さて現在ここに張り出されている受賞の記録は全部で22件。
この掲示板は24件掲示することができます。
そしてなぜか毎年3月下旬にちょうど埋まるという現象がずっと続いています。
埋まる数やスピードがひと目でわかるこの掲示板は名農の元気のバロメーターですが
今年はまだ新年を迎えていないのにあと2件しかスペースがありません。
令和元年、いかにいろいろなチームが積極的に挑戦したかがうかがわれます。
今年はまもなく終わりますが、誰が今年最後を締めくくるのか、
またどこまで記録を伸ばせるのか興味津々。
年が明けても掲示板はまだまだ楽しめそうです。
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